1. 食品業界以外の会社(容器用鋼板メーカー)に、HACCP認証いたしました
JICQAでは、食品業界以外の業種の飲料缶や食缶の素材である容器用鋼板(ブリキ)メーカーである、新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所 ブリキ工場殿(認証範囲:電気ぶりき、ティンフリースチール)、名古屋製鐵所 錫メッキ工場殿(認証範囲:電気ぶりき、ティンフリースチール、ラミネート鋼板)及び、広畑製鐵所 錫メッキ工場殿(認証範囲:電気ぶりき、ティンフリースチール)の3工場を、2011年1月20日付けでHACCP認証いたしました。 この認証規格はFAO/WHOのCODEX食品規格委員会のHACCPガイドラインを和訳した「JICQA仕様-HACCPシステム:審査の要求事項」となっております。
認証取得の理由として、近年、全世界的な「食の安全」に関する危機意識の高まりを背景に、とりわけ海外の食品・飲料の大手需要家を中心に、食品産業連鎖(フードチェーン)の観点から、容器メーカーや素材メーカーに対しても、食品製造時の安全管理水準に沿った高いレベルを求める声が強くなってきているためと聞いております。
食の安全・安心・信頼をあたえる食品安全規格であるHACCP、ISO22000及びFSSC22000は、食品、飲料等のサプライチェーンに関連していることから、食品・飲料等の業界だけではなく、これらの業界に関連している他の業界からも注目を浴びております。
JICQAニュースレター2010年12月号でもお知らせしました通り、大手飲料メーカーが取引先に対してFSSC22000認証取得を要請したこともあり、今後も食の安全・安心・信頼をあたえるHACCP、ISO22000及びFSSC22000の規格は、注目を集めそうです。
※無料セミナー『ISO22000の概要』のお知らせ
JICQAでは、「はじめの一歩」から「認証取得」まで、HACCP(危害分析・重要管理点方式)の内容が含まれているISO22000の概要がわかる無料セミナーを全国7か所(東京、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄)で実施しております。
詳しくは当社HP(http://www.jicqa.co.jp/iso/seminar_m/iso22000.html )をご確認ください。
ISO22000、HACCP、FSSC22000に関心をお持ちの企業様、認証取得検討されている企業様は、ぜひご参加を検討ください。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
担当:営業部 五弓(ゴキュウ)、関、平塚
(TEL:03-5541-2752)
2. 埼玉県目標設定型排出量取引制度に特化した無料セミナー開催をお知らせします。
ご好評を頂いておりますJICQA無料セミナーでは、新たに埼玉県目標設定型排出量に特化した「埼玉県目標設定型排出量 無料セミナー」を開催いたします。
埼玉県内で相当程度多い温室効果ガスの排出をする事業者は、平成21年4月に施行された埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づく「地球温暖化対策計画制度と目標設定型排出量取引制度」の対応が必要となります。
本セミナーの内容として、埼玉県目標設定型排出量取引制度の概要、排出量取引の際に必要となる排出量検証を受けるための準備、方法及び費用及びJICQAの概要についてわかりやすく解説いたします。
本セミナーの講師は、ISO 14001主任審査員資格及び排出量検証の検証人資格を保有している者が担当し、疑問に思われている点を懇切丁寧に解説いたします。
詳しくは当社HP(http://jicqa.cmskit.jp/emissions/seminar_m/emissions_saitama.html )をご覧ください。
「埼玉県目標設定型排出量取引制度 無料セミナー」
開催日時 | (1)2011年3月1日(火) (2)2011年5月13日(金) ※各日とも14:00〜16:30(13:30受付開始) |
開催会場 | JICQA公開研修センター (東京都中央区八丁堀4-13-1 八丁堀東興ビル4F/JR・地下鉄八丁堀駅B3出口より徒歩30秒) |
本セミナー対象者 | 埼玉県地球温暖化対策推進条例において特定事業者に該当する 温室効果ガス排出量報告書の責任者、ご担当者の方 |
本セミナー内容 | (1)埼玉県目標設定型排出量取引制度の概要 (2)排出量検証を受けるために必要な準備 (3)排出量検証のスケジュール及び費用 (4)質疑応答等 |
- ※募集人員は各回先着30名様限定とさせていただきます。
- ※お申込は1組織(1社)につき、2名様までとさせていただきます。
- ※お申込が2組織を下回り、公平性の確保が懸念される場合は、セミナー開催を中止とさせていただきます。
- ※同業の方のご参加は、ご遠慮いただいております。
上記条例に該当する企業様、または関心をお持ちの企業様は、ぜひご参加を検討ください。
皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
担当:営業部 五弓(ゴキュウ)、関、平塚
(TEL:03-5541-2752)
3. 複数の事業所を有する組織に対するマネジメントシステム現地審査工数の算出方法変更をお知らせします。
公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)は、このたび、認証機関に関するISO9001、14001等マネジメントシステムの審査工数を算出するための基準「JAB MS305:マネジメントシステム認証機関に関する認定の基準についての指針-QMS及びEMS審査の工数-」の解釈を統一し、明確にいたしましたので、JICQAでは、複数の事業所(サイト)を有する組織に対する現地審査工数の算出方法を、本年5月以降に実施する審査から変更させていただきます。 ただし、航空宇宙についてはJISQ9100:2009に限り先行して、本年2月以降から実施させていただきます。
工数算出方法の詳細をご希望のお客様は、営業部又は審査各部までお問い合わせください。
担当 : 営業部 五弓(ゴキュウ)、平塚(TEL:03-5541-2752)
審査第1部 西脇、審査第2部 勝俣(TEL:03-5541-2754)
審査第3部 伊藤(TEL:03-5541-2756)
4. JAB認定シンボルの切替期限について、お知らせします。
JAB認定シンボルの切替につきましては、2008年7月号のJICQAニュースレターにてお知らせしておりますが、期限が本年9月14日と近づいてまいりましたので改めてのご案内です。
JICQA登録マークと共にJAB認定シンボルを名刺、パンフレット、ホームページ等にご使用されている場合、現在ご使用のJAB認定シンボルは<1>でしょうか、ご確認ください。<2>をご使用でしたら2011年9月14日までに<1>に切り替えて頂く必要があります。
RvA認定シンボルをご使用のお客様は、下記もご一読ください
EMS及びISMSの規格を認証取得されてRvA認定シンボルもご使用のお客様は、現在ご使用のシンボルをご確認ください。なお、QMSについてはシンボル下部の認定番号に変更がないため、切替は必要ありません。
RvA認定シンボルにつきましても最新のシンボル<3>への切替が必要となります。期限は2012年9月15日までとなっております。現在<4>をご使用のお客様は、JAB認定シンボルとあわせて切替頂くことをお薦めします。
担当:登録部 竹内、早川、黒澤
(TEL:03-5541-2751)
■JICQAニュースレター 2011年2月号 No.157 印刷用ファイル | PDF形式 (69KB) |