6月24日開催のJICQA株主総会及び取締役会において、樋口宗之（前　（株）日鉄技術情報センター　代表取締役社長）が、JICQA代表取締役社長に選任され、同時に前社長の西谷徳治が取締役会長に選任されました。
　激動する業界環境のなかで、一層のサービス向上と第三者認証制度の信頼性の向上を目指して、経営陣の充実を図るものです。
　新体制に一層の御協力、御支援を宜しくお願い申し上げます。

【樋口社長あいさつ】
　この度、JICQAの社長に就任いたしました樋口宗之です。
　今まで、製造業の技術屋として、ISOに則り、正々堂々誠実に仕事をしてきました。これからは、マネジメントシステムの審査活動、公開研修、JICQA友の会などを通して、登録組織の皆様と幅広いお付き合いをさせていただきます。JICQAの審査活動の結果、皆様の業務改善・業績向上が図れれば至福の喜びであります。
　皆様のJICQAとして、精進して参りますので今までと同様の御指導、御鞭撻をいただけますよう宜しくお願いいたします。

【西谷会長あいさつ】
　このたび、樋口新社長を迎え、私は取締役会長に就任いたしました。
　7年間、社長在任中、皆様の御指導、御協力、まことにありがとうございました。おかげさまで、名実ともに業界トップクラスの機関として成長してまいりました。心からお礼申し上げます。
　これからは会長として、新社長をサポートしつつ、4月から就任いたしました、審査登録機関協議会（JACB）及び情報マネジメントシステム認証機関協議会（JISR）の代表幹事として、業界全体の活動に力を注いで参ります。
　引き続き、御指導、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

既報の通り、品質・環境マネジメントシステム（QMS/EMS）審査登録機関に対する認定の基準である、JIS Q 17021:2007が、2007年7月20日に新たに制定されました（JICQAニュースレター2007年7月号及び9月号をご参照ください）。
　JICQAはJABより、2008年6月18日付けでQMS（AS-QMSを含む）・EMS審査登録機関としてJIS Q 17021への移行が認定されました。この結果、従来はマネジメントシステム毎に定められていたJABのJICQA認定番号は、下表のように「CM002」に統一されました。

なお、JICQAはRvAからも、QMS・EMS／ISMS審査登録機関として、ISO/IEC17021／ISO/IEC27006への移行審査を受けており、2008年9月頃に移行認定される見込みです。また、移行認定に伴い、RvAのJICQA認定番号は、「C086」に統一される予定です。
　なお、ISMS、ITSMSに関するJIPDECからのISO/IEC27006／ISO/IEC 17021への移行については、本年5月号のニュースレターでご報告しました通り、本年4月21日付で、移行認定されました。

　本件に関するお問合せは⇒⇒⇒業務部の溝口（TEL：03-5541-2751）までお願いいたします。

　次に、ＪＩＳQ17021への移行に伴って発生する以下の件についてお知らせいたします。
　次に、ISO/IEC 17021／ISO/IEC 27006への移行に伴って発生する以下の件についてお知らせいたします。
＜１＞　新JAB認定シンボルの使用について
＜２＞　新JAB認定シンボル入りの清刷（きよずり）配付について
＜３＞　移行に伴う新しいJICQA登録証の発行時期について

＜1＞　新JAB認定シンボルの使用について
　ISO/IEC 17021／ISO/IEC 27006への移行に伴い、登録組織の皆様に新JAB認定シンボルをご使用いただけるようになりました。
　(1) JAB認定シンボルの変更内容
　新JAB認定シンボルは、下記のようにデザインだけの変更であり、その使用方法は変わりません。

2) 新JAB認定シンボルへの移行期間について
　　現行JAB認定シンボルから新JAB認定シンボルへの移行期間は、2011年9月14日までです（JAB認定シンボル使用規則（JAB N410-2008）の規定による）。
　　従って、登録組織の皆様が、名刺・パンフレット等に、現行JAB認定シンボルを使用されている場合には、変更のタイミングは任意ですが、遅くとも2011年9月14日までに新JAB認定シンボルに変更していただく必要があります。
　　なお、JICQA登録マークとともに現行JAB認定シンボル及び現行RvA認定シンボルを使用されている登録組織の皆様は、RvAから移行が認定された後から移行期間内に、新JAB認定シンボル及び新RvA認定シンボルへの切替えをお願いいたします。

　本件に関するお問合せは⇒⇒⇒業務部の溝口（TEL：03-5541-2751）までお願いいたします。

＜2＞ 新JAB認定シンボルの清刷（きよずり）配付について
　登録組織の皆様が「JICQA登録マーク・認定シンボルの清刷」を使用する場合は、2005年10月以降（※注）JICQAへ申請の上、清刷（CD-ROM）を入手し、管理する方法に変更されております。
　これに伴い、2005年10月以降（※注）に清刷（CD-ROM）を申請された登録組織の皆様へは、以下の時期に一斉送付を行います。

1） JAB認定シンボルのみ付された登録証をお持ちの場合

7月中旬頃に、現在お届けいただいている連絡担当者の方に、新JAB認定シンボルの清刷をCD-ROMでお送りいたします。

2） JAB認定シンボル及びRvA認定シンボルの双方が付された登録証をお持ちの場合

JICQAがRvAからQMS・EMS／ISMS審査登録機関としてISO/IEC 17021／ISO/IEC27006の移行が認定された後（2008年9月頃の見込み）に、現在お届けいただいている連絡担当者の方に、新JAB認定シンボル及びRvA認定シンボル双方が含まれた清刷をCD-ROMでお送りいたします。
　なお、RvAからの移行認定に先立ち、新JAB認定シンボルの清刷を急ぎご入用の場合には、JICQAまでお問い合わせください。

また、次の1）〜3）に該当する場合には、JICQAホームページの「登録マーク・認定シンボル清刷送付依頼」から、清刷（CD-ROM）のご申請が新たに必要となります。
　1） 今後、新規に登録され、清刷の使用を希望される組織の皆様
　2） 既登録組織で、現在清刷を使用しておらず、今後新たに清刷の使用を希望される登録組織の皆様
　3） 2005年10月より以前から「登録マーク・認定シンボル」を使用されていて、2005年10月以降（※注）に清刷（CD-ROM）の申請をされていない登録組織の皆様
　なお、清刷（CD-ROM）の申請状況がご不明の場合には、JICQAにて確認いたしますのでお問合せをお願いします。
　（※注）　JAB N410-2005の改訂に伴ってJAB認定シンボルの順守方法が規定され、JICQA審査登録規則が2005年10月1日付けで改訂されました。その結果、2005年10月以降、清刷の使用はJICQAへの申請が必須となりました。


　本件に関するお問合せは⇒⇒⇒業務部　登録担当の早川（TEL：03-5541-2751）までお願いいたします。

＜3＞　移行に伴う新しいJICQA登録証の発行時期について
　JIS Q 17021への移行に伴い、新しいJICQA登録証を、初回登録、登録更新又は登録内容の変更時に発行いたしますが、次の１）、２）のとおり登録証に付される認定シンボルにより、発行開始時期が異なります。
　なお、現行の認定シンボルが付された登録証と、新しい認定シンボルが付された登録証に効力の違いはございません。

　JAB認定シンボル及びRvA認定シンボルの変更に伴って、「JICQA登録マーク・認定シンボル使用規則の改訂（C510E07-R01）」は、2008年10月頃を予定しています。改訂内容は、次回以降のJICQAニュースレターにてお知らせします。

　本件に関するお問合せは⇒⇒⇒技術管理部の田中（美）（TEL： 03-5541-2753）までお願いいたします。

　JICQA登録マーク・認定シンボル使用規則（C510E07-R00）の14.2項に規定されているように、下記の「QS Accreditation」表記の旧JAB認定シンボルの移行期限は2008年9月14日となっています。
　従って、引き続き、JAB認定シンボルを使用されるQMS登録組織の皆様は、「QS Accreditation」 表記の旧JAB認定シンボルから、記事2の新JAB認定シンボルへの変更（パターンａ）をお薦めいたします。
　現行JAB認定シンボルへの変更（パターンｂ）も可能ですが、この場合には、新JAB認定シンボルの移行期限2011年9月14日までに再度の変更が必要となります。

本件に関するお問合せは⇒⇒⇒ 業務部の溝口（TEL：03-5541-2751）までお願いいたします。

7月1日付けJICQA人事異動が次のようにありましたので、お知らせします。

• 業務部長 ：高崎　誠　（執行役員）
• 登録部長 ：竹内　光秋
• 審査本部長：新川　敬郎（取締役、審査第1部長兼務）
• JIS認証部長：間渕　秀里（取締役）
• 教育部長 ：坪井　信博（取締役）

JICQAニュースレター No.126　印刷用ファイル

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