統合マネジメントシステムの導入から効果的運用まで、組織全体のリスク及び機会を踏まえた統合の考え方と狙いなど必要な知識を講義と演習を通じて学びます
品質・環境・労働安全の3つのマネジメントシステム(MS)の統合を題材として、基礎編(初日)では、組織全体のリスク及び機会を踏まえた統合の考え方、各MSの特徴を活かした統合MSの考え方を講義と演習を通じ学びます。応用編(2日目)ではプロセスアプローチ監査を通じ有効性を目指す統合監査について、さらにマネジメントレビューに役立つ経営者の視点からの統合MSの運用状況を監視・評価する手法を学びます。
受講対象者 (ISO経験者が対象です)
- 現在、複数のマネジメントシステムを運用し、これらの統合を検討しているISO事務局メンバー
- ひとつのマネジメントシステムを運用し、他のマネジメントシステム導入を検討している組織の方
- 統合マネジメントシステムを運用しているが、もっと効果的な運用をしたいと考えている組織の方
セミナーの内容
- 品質・環境・労働安全の3つのマネジメントシステム(MS)の統合を題材として、初日は基礎編、2日目は応用編から構成されており、基礎編のみの受講、後日応用編の受講も可能です。
- 基礎編では、外部・内部の課題、利害関係者のニーズと期待を考慮した組織全体のリスク及び機会の捉え方を講義と受講者各人の演習成果から統合の考え方を整理します。演習を通して、3規格の要求事項を踏まえた統合マニュアル作成の考え方を学習します。
- 応用編では、プロセスアプローチ監査を通じて有効性に重きをおく内部監査手法を講義で学び、事例に基づく統合監査の演習を行います。マネジメントレビューへの応用を意図して、経営者の視点からMSの運用状況を評価する手法を学びます。
初日 基礎編 |
第1章 2015年版規格改正の意図及びその意図を統合マネジメントシステムに活かす道筋(講義) 第2章 各々の規格の良い点を”仕事/活動/業務“に活かす(講義及び演習1、演習2) |
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2日目 応用編 |
第3章 2015年版を活かした監査(プロセスアプローチ監査を通じた有効性監査を目指す) (演習3・4、講義) 第4章 経営者視点からの統合MS運用の監視・評価手法(講義) |
セミナーの実施概要
日程 | 2日コース 両日ともに10:00~17:30 ※1日のみ受講も可 |
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受講料 | 55,000円(税込)、1日のみ受講 27,500円(税込) |
受講料には、テキスト代・昼食代が含まれます。
5名以上で同時申し込みの場合、大口割引が適用されます。詳しくは「大口割引のご案内」をご覧ください。
現在開催予定のセミナーはありません
- 会場名をクリックするとセミナー開催場所への案内図が表示されます。
- 上記以降のセミナー開催日程はこちらから一覧表をダウンロードしてご覧いただけます。
- お申し込み後にやむを得ない事情により日程変更もしくは開催中止とする場合は、事務局よりご連絡いたします。
講師からのメッセージ
- 本セミナーの狙いは、マネジメントシステムを統合的に運用する事でISOの狙いである「パフォーマンスの向上、順守義務を含めた要求事項の確実な履行、目標達成」を効率的に達成して頂く手立てを習得していただくことです。
そのために、まずは以下の2つの視点を身に着けて頂きたいと思っています。
①組織の目的、戦略的方向性の達成を手助けする道具としてISOを使う。②物事を個別に捉えるのでなく統合的に捉える。
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