情報掲載日:2017年02月02日
JISマーク表示認証(以下、「JIS認証」)機関の日本検査キューエイ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 川﨑博史、以下JICQA)は、2015年の4月28日より、海外の工場・事業場におけるJIS認証審査も経済産業省の承認を受けて行っています。
2017年1月17日に鉄鋼1次製品である構造用鋼管(一般構造用炭素鋼鋼管<JIS G 3444>及び一般構造用角形鋼管<JIS G 3466>)の認証を決定し、2月1日にJICQA本社において、同鋼管認証を受けた日鐵住金建材株式会社ベトナム法人の「Nippon Steel & Sumikin Metal Products Vietnam Co., Ltd.(略称NSMV)」(梶聡社長)に対し、認証書の授与式を行いました。
これは、JICQAの海外における初回JIS認証としては初の認証となります。目下、海外のJIS認証のニーズは堅調であり、今回の「Nippon Steel & Sumikin Metal Products Vietnam Co., Ltd.」と同じくベトナム法人の他、タイやインドネシア、その他アジアを中心とした企業からも認証申請の問合せや相談を受けています。それらの中には、いわゆる日系の現地企業(技術提携関係を含む)が相当数含まれています。
以上
日本検査キューエイ株式会社(略称:JICQA)について
JICQAは1992年に、日本で最初の民間によるマネジメントシステム認証機関として、鉄鋼メーカーをはじめとする国内大手企業の出資により設立され、今日ではISOマネジメントシステム認証、JIS認証、東京都・埼玉県の排出量検証制度、及びASSET制度等に基づいた温室効果ガス排出量検証業務を、国内200超の事業所に実施しています。
JIS認証に関して、JICQAはその出自ゆえに金属製品分野に強いJIS認証機関として知られています。特に鉄鋼(G)については、国内・海外ともに認証可能な規格は218規格、認証数は378(いずれも2017年1月31日現在)であり、共にJIS認証機関の中で最多数となっています。
JICQAは、今後も上記の特長を最大限に生かしつつ、定められたJIS認証制度に基づき、クライアントのご要望に幅広く対応可能な懐の深い認証を目指してまいります。
JICQAの海外JIS認証対象国
・アメリカ合衆国
・カナダ
・台湾
・ベトナム社会主義共和国
・インド
・シンガポール共和国
・ニュージーランド
・マレーシア
・インドネシア共和国
・タイ王国
・フィリピン共和国
・ミャンマー連邦共和国
・オーストラリア連邦
・大韓民国
・ブラジル連邦共和国