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JICQAニュースレター

JICQAニュースレター No.197

1.  ISO9001規格2015年改正/DIS版の説明会についてお知らせします。

 品質マネジメントシステム規格であるISO9001のDIS版(Draft International Standard)が2014年5月9日に発行されました。以前からの予告の通り、登録組織及び申請組織の皆様を対象に、ISO9001の規格改正説明会を全国7ヶ所で下記の通りに開催いたします。

(1) 開催スケジュール

開催地 会場 会場住所 開催日時
仙台 TKP仙台カンファレンスセンター
ホール4A
宮城県仙台市青葉区花京院1丁目2-3 ソララガーデン・オフィス4F [地図] 7/24(木)
13:30〜16:30
東京 アットビジネスセンター
東京駅八重洲通り
501号室
東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通りハタビル 5F [地図] 7/22(火)
13:30〜16:30
8/1(金)
13:30〜16:30
8/21(木)
13:30〜16:30
名古屋 名古屋商工会議所
第5会議室
愛知県名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル [地図] 7/29(火)
13:30〜16:30
8/18(月)
13:30〜16:30
大阪 CIVI北梅田研修センター
5F Hall
大阪府大阪市北区芝田2丁目7番18号 オーエックス梅田ビル新館5F [地図] 7/23(水)
13:30〜16:30
8/1(金)
13:30〜16:30
広島 RCC文化センター
7F 7-12
広島県広島市中区橋本町5-11 [地図] 7/30(水)
13:30〜16:30
福岡 TKPガーデンシティ博多
阿蘇
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目4番8号 サットンホテル博多シティ 5F [地図] 7/31(木)
13:30〜16:30
沖縄 沖縄県男女共同参画センターてぃるる3F 研修室1 沖縄県那覇市西3-11-1 [地図] 8/13(水)
13:30〜16:30
(2) 説明内容
1)今回規格改正の背景について
2) ISO9001規格DIS版での変化点とその解釈
3)今後の移行に向けた対応
4)質疑・応答

(3)対象

 JICQAのISO9001登録組織及び申請組織の代表者又は品質マネジメントシステムご担当者といたします。会場の都合により、勝手ながらご出席は1人/1対象組織でお願いいたします。 

(4) 参加費

無料です。

(5)お申込み

専用フォームからのお申込みになります。6月下旬にご登録の連絡者の方宛にE-mailでご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。

担当:ISO9001移行説明会 事務局
光守(ミツモリ)、平塚、樋口
TEL:03-5541-2752
mail:ikoseminar@jicqa.co.jp

2. 「JICQA友の会 第24回例会(東京)」を開催いたしました。

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 JICQA友の会では、5月29日(木)に「TFT(東京ファッションタウン)ビル」にて、登録組織の皆様をご招待して「JICQA友の会 第24回例会」及び懇親会を開催しました。
 今回、予定を上回る300名近くの方のお申し込みがありました。QMS分科会ではテーブルなし椅子のみの会場となり、ご参加の皆様にご不便をおかけしましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
例会は、はじめに株式会社健康総合研究所の谷田昭吾様より、「社員一丸となるための『目標設定』と『社員教育』」をテーマに、株式会社タニタでの成功事例を交えてご講演いただきました。

 次にJICQA審査本部より、2015年のISO9001及びISO14001規格改正について、登録組織の皆様へのメッセージをお伝えしました。さらに5月9日に発行されたDIS版ISO9001について、主な変化点をご紹介しました。
 またEMS分科会とISMS分科会では、3つの登録組織様にマネジメントシステムの運用事例を発表していただきました。ご登壇いただいた株式会社タカキ興産の髙木勝章様及び柄田忠洋様、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社の吉川広光様、株式会社ベーシックの朝妻丈晴様に、厚く御礼申し上げます。
 最後に、皆様から事前にいただいたマネジメントシステム及び審査登録に関するご質問に、審査本部が回答する「Q&A」を行いました。又、会場でも改訂されたISO27001に関する質問など、多数の質問が寄せられました。
例会に引き続き立食パーティー形式による懇親会を行い、なごやかな雰囲気の中、参加組織どうしの交流やJICQA審査員との歓談を楽しむ方々で会場は賑わいました。
 なお、今回例会にご参加された皆様には、JICQA公開研修センター「公開セミナー」の50%割引券をお贈りしました。
 次回の第25回例会(大阪)でも、好評につきすべてのJICQA登録組織様をご招待します。どうぞご期待ください。

【今後の開催予定】 第25回(大阪)……2014年10月21日(火)   第26回(東京)……2015年5月頃

 開催が近づきましたら、「JICQA友の会だより」及び「JICQAニュースレター」によりご案内します。

担当:JICQA友の会事務局 能城・三浦
TEL:03-5541-2523

3.  審査員の昼食手配を辞退させていただきます。

 従来から組織の事務局様へは、現地審査の際の昼食手配についてお手数をおかけしておりましたが、本年8月以降に実施される現地審査より、組織様での審査員の昼食手配については辞退させていただきます。審査員は各自で昼食を用意してお伺いいたします。このことに伴い、審査員の昼食代金を審査請求時に清算させていただいておりましたことも全廃いたします。本件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

担当:業務部 大西
TEL:03-5541-2751

規格紹介 (2) 〜 ITサービスマネジメントシステムISO20000 〜

 今やIT(情報技術:Information technology)なしでは企業活動を存続させること、ビジネス変革に対応することはできません。JUAS(日本情報システム・ユーザー協会)の「企業IT動向調査2013」では、IT部門のミッションとして“ビジネスプロセスの変革”を明示している企業は60%となっています。ITは企業経営の根幹であり、正に基幹システムとなっているのです。そのITが提供するサービスに対するリスクは適切に評価され、管理されているでしょうか。
 ITの運用・保守に関する世界標準がITIL(Information technology infrastructure library)です。2007年にITILは改訂され、それまで注目されていた「サービスサポート」「サービスデリバリ」の枠を超え、運用・保守はサービスライフサイクルの一部であり、サービスの戦略、設計、移行、運用、継続的改善というサービスマネジメントの概念に一新されました。そのような背景のもと、サービスマネジメントシステム規格:SMS(Service management system)であるISO/IEC20000規格も2011年に改訂され、ITILをベースとした14の管理プロセスの導入により、ITサービスの管理の見える化及びレベル向上を狙った、パフォーマンスの高い規格になりました。なお、日本ではITサービスをより明確にするためITSMSと呼ばれています。

画像

右図はSMS規格序文に示されたPDCA方法論の図解です。SMSのみならずサービスを含む形で継続的改善が図られていることが分かります。ではいくつか、SMS規格の特徴をあげてみましょう。

(1) 運用設計に関する要求事項
“段 取り八分、仕事二分”はIT運用・保守の領域でも通じる、重要な基本原則です。最近のIT用語では DevOps(Development-Operations)と表現されています。開発と運用の壁を取り去り、運用・保守段階で適切なサービス提供がで きるような運用設計を行うことを、SMS規格は箇条5で要求しています。

(2) 標準変更に関する定義
システム障害の8割は変更作業の失敗に起因すると言われています。そのため、変更管理は厳格な手順を踏んで実施することが要求されます。しかし簡単な変更も重要な変更と同じ扱いが必要でしょうか。リスク管理に基づく、メリハリのある変更管理を実現するため“標準変更”がサービス要求の定義に記述されています。SMS規格が要求する“変更管理方針”の中で定義することで、効率的な変更管理が可能になりました。

(3) 継続的改善の方針に関する要求事項
PDCA方法論に基づく継続的改善の促進はどのマネジメントシステム規格でも共通する概念です。SMS規格では、加えて“継続的改善の方針”を策定することを要求しています。方針には、改善の機会の評価基準、優先度付けの基準、個々の改善の目標設定及びフォロー、などが含まれます。ここまで詳細に要求する規格はないでしょう。継続的改善は、ISO/IEC20000規格群の中核概念であり、図1に示すように、その対象はSMS及びサービスです。ITIL書籍5冊の内、まるまる1冊が「継続的サービス改善」に費やされていることにも繋がります。

 その他にも、SLA(Service level agreement)やアウトソーシングしたプロセスのガバナンス、そして勿論、BCMS(サービス継続管理)、ISMS(情報セキュリティ管理)も個別プロセスとして包含する総括的な規格になっています。
 SMS規格の冒頭 「この規格の要求事項は、サービスの要求事項を満たし、かつ、顧客及びサービス提供者の双方に価値を提供する、サービスの設計、移行、提供及び改善を含む。」 とあります。サービスは顧客に価値を提供するものであり、顧客とサービス提供者が一緒になってより良いサービスを作り上げるものです。サービスは無形性、変動性、消滅性、同時性といった基本特性をもち、特に“無形性”はSMS規格のサービスの定義でも言及されている重要な特質です。“可視化”を実現するために統合されたプロセスアプローチ及びPDCA方法論を適用する、マネジメントシステムをサービス提供に適用した、それがSMSです。ITサービスに留まらず、あらゆるサービスに汎用的なマネジメントシステム規格なのです。現在、JICQAでは、データセンター、システムベンダー様を中心にISO/IEC20000の認証サービスを積極的に展開しております。

もっと詳細をお知りになりたい方は、是非、無料セミナー「ISO20000の概要」にお越しください。

→ → →前号の規格紹介 事業継続マネジメントシステムISO22301

担当:審査第2部 鈴木哲雄
営業部 古川、平塚
TEL:03-5541-2752

 JICQAでは、各事務所に「公開研修センター」を併設し、各種規格の解説セミナーや内部監査員養成セミナー、スキルアップセミナーなど、多くの公開セミナーを実施しております。今号では、ISO9001及びISO14001の内部監査員養成セミナーの2014年6月〜2014年11月までの6か月のスケジュールをご案内いたします。是非ご覧ください。

セミナー予定
講師メッセージ

担当:JICQA公開研修センター 
深谷(フカタニ)・田中・米田
TEL:03-5541-2011

■JICQAニュースレター 2014年6月号 No.197 印刷用ファイル
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