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ISO審査登録・JIS製品認証・GHG排出量検証

日本検査キューエイ株式会社

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JICQAニュースレター

JICQAニュースレター No.191

1.  「JICQA審査登録規則」(C510E01)、「JICQA登録マーク・認定シンボル使用規則」(C510E07)の改訂をお知らせします。

 「JICQA審査登録規則」(C510E01)、「JICQA登録マーク・認定シンボル使用規則」(C510E07)を2013年12月25日付で改訂します。

(1) 「JICQA審査登録規則」(C510E01)の主な改訂内容
JICQAニュースレター10月号でお知らせしたとおり、日本適合性認定協会(JAB)は2014年3月18日から【マーケットサーベイランス訪問】(注)を開始することを発表しました。これに対応するため、“JABによる【マーケットサーベイランス訪問】の対象に選ばれた登録組織は、この訪問を受け入れていただく”ことを追加します。

 注)【マーケットサーベイランス訪問】とは、認証された組織をJABが訪問して直接観察を行うことにより、認定された認証の信頼性全体を向上させることを意図しています。これは、JABが認証機関に対し実施する定期的な認定審査(認証機関の事務所で行う審査や認証審査への立会いなど)を補完する活動です。

◆SJAC 9104-1「航空、宇宙及び防衛分野の品質マネジメントシステム認証プログラム に対する要求事項」に基づき、“AS-QMS登録組織は、顧客及び潜在的顧客から要求された場合、SJAC指定様式の審査報告書及び関連する文書/記録のコピーを、OASISデータベースを通じて、または直接、提供する”ことを、追補版を発行し、対象組織の皆様に限定して配布して参りました。その内容を今回の改訂に取り込み、追補版を廃止します。

◆FSSC財団からの要求事項に基づき、1) FSSCの登録証は原則として事業所の所在地毎に発行することの了解、2) 製品安全等に関する法的措置の必要性を認識した場合や製品リコールの場合の弊社への報告、3) FSSC財団の審査への立会の受け入れ、4) FSSC認証ロゴの使用、について追記します。
(2) 「JICQA登録マーク・認定シンボル使用規則」(C510E07) の主な改訂内容
◆ FSSC認証ロゴの使用規則を追加します。

◆ 2012年12月20日付の改訂以後、ISO22301の認定取得、ISO39001及びISO29990の認証業務の開始、並びにISO22000及びFSSC22000のRvA認定の辞退に伴い、その都度、追補版を発行し、対象組織の皆様に限定して配布して参りましたが、これまでの追補版の内容を今回の改訂に取り込み、追補版を廃止します。

担当:技術管理部 田中
TEL:03-5541-2755

2.  ISO14001とISO9001の「2015年版」発行に向けた改訂作業が進んでいます。

 ISO14001とISO9001の「2015年版」発行に向けた改訂作業が進んでいます。

 いずれも現在はCD(Committee Draft)の段階ですが、今後DIS(Draft International Standard)、FDIS(Final Draft International Standard)と進み、ISO14001は2015年5月(当初2015年1月発行でしたが若干遅れる)、ISO9001は2015年9月を目標にIS(International Standard)として発行される見込みです。
 今回の規格改訂は、昨年8月に発行されたマネジメントシステム規格の整合化のための指針(統合版ISO補足指針―2012年版)付属書SLに沿った大幅な規格要求事項の構成・章建ての変更がなされるため、全面改訂されると考えておられる方が多いかもしれません。

付属書SLで各マネジメント規格に共通の上位構造として導入されている主な概念は、

  • 組織が置かれている状況を把握し、利害関係者のニーズと期待を理解すること
  • 経営者のリーダーシップによりマネジメントシステムを組織の事業プロセスに統合すること
  • 意図した成果を達成するため、リスクと機会を分析し望ましくない影響を防止又は低減すること

であり、これらは企業経営において日常的に展開されている内容です。

 規格固有の要求事項については、今後一部文言の見直し等が明確になってきますが、「ISO9001は顧客のニーズと期待にどう応えるか」「ISO14001は環境法令の遵守を含む環境課題にどう応えるか」という、それぞれの規格が目的としている本質的な部分については変わりません。

 今後、それぞれの規格の改訂状況については、その都度タイムリーに情報発信をしていきます。

担当:審査本部長 西脇
TEL:03-5541-2754

3. JICQAはJ-クレジット制度の排出量審査を開始いたします。

 JICQAは2013年11月にJ-クレジット制度事務局よりJ-クレジット制度の審査機関として登録されました。これに伴い、本制度に基づく排出量審査業務を開始いたします。
 J-クレジット制度とは、高効率のボイラー、ヒートポンプ等の省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。本制度は、JICQAが2009年より審査を行っている国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が発展的に統合した制度で、国により運営されています。
 本制度で採用されている温室効果ガス削減の方法論は、下記の6種類に分類されております。

  1. 省エネルギー分野:
    石炭、石油、天然ガス等の化石燃料の使用を抑えることによりエネルギー由来 のCO2を削減する分野で、例えばボイラー、ヒートポンプ、空調設備、照明設備、コージェネレーションの導入があります。
  2. 再生可能エネルギー分野:
    石炭、石油、天然ガス等の化石燃料を再生可能エネルギーに代替することによりエネルギー由来の CO2を削減する分野で、例えばバイオマス固形燃料、バイオ液体燃料の使用や太陽光発電、水力発電、風力発電の設備の導入があります。
  3. 工業プロセス分野:
    工業プロセスにおける化学的又は物理的変化により排出される温室効果ガスを削減する分野で、例えばマグネシウム溶解鋳造用カバーガスの変更や温室効果ガス不使用絶縁開閉装置の導入があります。
  4. 農業分野:
    農業分野において排出される家畜由来又は農地由来の温室効果ガスを削減する分野で、例えば豚への低タンパク配合飼料の給餌や家畜排せつ物管理方法の変更の導入があります。
  5. 廃棄物分野:
    廃棄物の処理に伴い排出される温室効果ガスを削減する分野で、例えば微生物活性剤を利用した汚泥減容による、焼却処理に用いる化石燃料の削減があります。
  6. 森林分野:
    新規植林・再植林活動及び森林経営活動により温室効果ガスを吸収する分野となります。

 また導入するメリットとして、「設備導入の費用の一部をクレジットの売却益により賄うことができる」、「設備更新を実施することにより、ランニングコストの低減が図れる」、「創出したクレジットをカーボンオフセット等に利用することを通じて地元に縁の深い企業や地方公共団体との関係強化が図れる」等が考えられます。
 今後、上記のような温室効果ガスを削減する方法論に該当するような設備投資の予定がある企業の方は、同制度への参加をご検討されてみてはいかがでしょうか。

担当:営業部 古川、平塚
TEL:03-5541-2752

4. ISO9001内部監査員養成セミナーを「土日」に開催いたします。

 JICQA公開研修センターでは、平日は、業務の都合でセミナーを受講したくてもできない方のために 「ISO9001内部監査員養成セミナー」を土日に開催します。 この機会にぜひご利用ください。

• 開催日  2014年1月25日(土)〜26日(日)
• 開催地  JICQA本社 研修室
        東京都中央区新富2-15-5 RBM築地ビル7F

☆セミナー詳細はホームページをご覧ください。

担当:JICQA公開研修センター 
深谷(フカタニ)・田中・米田
TEL:03-5541-2011

 JICQAでは、各事務所に「公開研修センター」を併設し、各種規格の解説セミナーや内部監査員養成セミナー、スキルアップセミナーなど、多くの公開セミナーを実施しております。今号ではISO9001及びISO14001の内部監査員養成セミナーの2013年12月〜2014年3月までの4か月のスケジュールをご案内いたします。是非ご覧ください。

  *2014年4月以降のスケジュールは、決定次第ホームページに掲載いたします。

担当:JICQA公開研修センター 
深谷(フカタニ)・田中・米田
TEL:03-5541-2011

JICQAに関する各種お問い合わせは下記よりお申し込みください。

  • お問い合わせ電話番号 03-5541-2751 受付時間9時00分〜17時15分(除土日祝日)
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