JIS Q 19011:2019の主な改正点と、この指針に基づく内部監査の進め方を学び、自組織の内部監査にどう活かすかをワークショップで習得・体験する1日コースです
JIS Q 19011/ISO 19011が7年ぶりに改正されました。主な改正点にはリスクに基づくアプローチ、監査プログラムのリスク及び機会の決定・評価、組織の状況の監査、リーダーシップ及びコミットメントの監査、リスク及び機会の監査など新たな概念や監査項目の追加が挙げられます。今回の改正点に対応する内部監査の進め方を講義で学び、自社の内部監査をどう改善するかをワークショップで課題として取組んでいただきます。
受講対象者
- JIS Q 19011:2019/ISO 19011:2018の改正内容に関心のある方
- 内部監査の責任者、または内部監査プログラムを管理する方
- 内部監査員/監査リーダーの経験者で、マンネリ化した内部監査を活性化させたいと考えている方
- JIS Q 19011:2012/ISO 19011:2011の知識からステップアップしたい方
- プロセスアプローチに関心のある方
セミナーの内容
- ISO 9001/ISO 14001/ISO 45001、これらの規格は全てISO/IEC専門業務用指針第1部の附属書SL に基づき、共通の箇条構成・用語・定義、及び共通の要求事項(組織の状況、リスク及び機会の決定と取組み、内部監査、マネジメントレビュー)を含んでいます。
JIS Q 19011:2019/ISO 19011:2018はこれら最新版マネジメントシステムの内部監査に推奨される監査の指針です。本セミナーでは、リスクに基づくアプローチ、リスク及び機会の考え方を取り入れた監査手法や監査項目について重点的に解説します。 - JIS Q19011:2019 A2. 監査に対するプロセスアプローチでは、「“プロセスアプローチ”の利用は、附属書SLに従う、全てのISOマネジメントシステム規格における要求事項である。マネジメントシステム監査とは、一つの又は複数のマネジメントシステム規格に関係する組織のプロセス及びそれらの相互作用を監査することであることを監査員は理解することが望ましい。」と記載されており、本セミナーではプロセスアプローチに基づく内部監査に必要な知識とノウハウを学びます。
10時〜12時 | 1. JIS Q 19011:2019(第3版)の主な改正点について ・リスクに基づくアプローチの監査の原則への追加 ・監査プログラムのリスクを含む監査プログラムのマネジメントに関する手引きの拡大 ・監査の実施に関する手引きの拡大、特に監査計画の策定の項、等 |
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13時〜17時 | 2. JIS Q 19011:2019に基づく内部監査の進め方 ・リスクに基づくアプローチとは ・プロセスアプローチに基づく内部監査の進め方 ・内部監査の事例でタートル図、プロセス連関図の活用方法 3. ワークショップ ・タートル図様式を用いた自社のマネジメントシステムのチェックリストを作成してみよう |
セミナーの実施概要
日程 | 1日コース 10:00〜17:00 |
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受講料 | 24,000円(消費税別本体価格) |
受講料には、テキスト代・昼食代が含まれます。
5名以上で同時申し込みの場合、大口割引が適用されます。詳しくは「大口割引のご案内」をご覧ください。
現在開催予定のセミナーはありません
- ★印の日程は東京会場からのライブ中継です。質疑応答の時間がありますので直接講師に質問することができます。
- 会場名をクリックするとセミナー開催場所への案内図が表示されます。
- 上記以降のセミナー開催日程はこちらから一覧表をダウンロードしてご覧いただけます。
- お申し込み後にやむを得ない事情により日程変更もしくは開催中止とする場合は、事務局よりご連絡いたします。
講師からのメッセージ
- 内部監査で長年使用してきた逐条型チェックリスト(規格要求事項を疑問形に変換して逐条的に質問する〜しなければならない→〜していますか?文書・記録はありますか)をプロセスアプローチ手法によるチェックリスト(マネジメントシステムを構成する主要プロセスが意図した成果をあげているか、あげていない場合プロセスの構成要素のどこに問題があるかを掘り下げていく)に見直していく必要があります。その具体的手法を習得するセミナーです。
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