2015年2月号

　1月23日（金）に　JICQA登録組織様のみを対象とした、ISO39001無料セミナーを開催致しましたのでお伝えします。
　運輸、廃棄物収集運搬、商社、警備等の幅広い業種から、11社21名が参加され、又、多数の報道関係者も取材に訪れ、この規格への注目度の高さを示すセミナーとなりました。

　セミナー開催にあたり、弊社社長 髙﨑より、「現在の道路交通事情、高齢者ドライバーの問題、ネット通販等の増加による運送・物流側の負担を考慮すると、道路交通安全の重要性がますます高まっている。ISO39001(RTSMS)は、道路交通安全にフォーカスした規格であり、交通安全にマネジメントシステムを導入することにより、事故の削減を図るものである。今後普及活動に力を入れたい。」と挨拶致しました。

セミナーでは最初に、RTSMSの制定において日本代表事務局を務めた 独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA) 安全調査室 アシスタントマネジャーの高橋様より、ISO39001の概要を説明して頂きました。
続いて、弊社のRTSMS 登録第1号である群馬通商株式会社 統括部長の本多様より、取得後に事故の大幅な削減を達成、及び燃料費、保険料が削減できたことなど、取得のメリットについて語って頂きました。
最後に、弊社よりISO39001の規格解説及び、規格のポイントであるリスク評価について出席の方と共に演習を行い、半日のセミナーを終了しました。

弊社では、皆さまにこの規格の良さを知って頂くべく、毎月東京セミナー会場にて無料セミナーを開催しています。是非、ご参加ください。

☆    無料セミナー ISO39001の概要（N-RTS対応）についてはこちらをご覧ください。

担当：営業部　光守（ミツモリ）
TEL：03-5541-2752

　好評につき、東京会場にてISO/DIS9001解説セミナー・ISO/DIS14001改正ポイント解説セミナーを追加開催いたします。
　本セミナーは、解説・演習を含む1日コースで、昨年開催したJICQA登録組織向け無料規格改正説明会の内容をベースに、事例を交えた実践的内容に改訂したものです。

ニュースレターをご覧になってお申込みをされた方には、受講料30%割引を適用いたします。
＊お申込みの際、通信欄に「ニュースレター」とご記入ください。

☆   ISO/DIS 9001解説セミナーの詳細についてはこちらをご覧ください。
☆　ISO/DIS 14001改正ポイント解説セミナーの詳細についてはこちらをご覧ください。

☆　開催日程表はこちらをご覧ください。

担当：JICQA公開研修センター　深谷（フカタニ）
TEL：03-5541-2011

　環境省が2012年度から実施しているASSET事業で、JICQAは平成24年度、平成25年度に引き続き、平成26年度も8件の排出量検証業務を実施いたしました。

　ASSET事業（Advanced technologies promotion Subsidy Scheme with Emission reduction Targets）とは、CO2排出量の増加が著しい業務部門や、全部門に占めるCO2排出量の割合が最大の産業部門において、先進的な設備導入と運用改善を促進するとともに、市場メカニズムを活用することで、CO2排出量大幅削減を効率的に図る制度で、これらの導入に対して補助金を受けることができます。補助内容については、実施年度毎により変更されますが、平成26年度は補助対象経費の1/3以内（1事業あたりの補助金の上限は2億円）となっておりました。詳しくは、環境省 ASSETホームページをご確認ください。

　このCO2排出量が正確かどうかを検証するために、JICQAは制度開始当初から検証機関として参加しており、今年度の実績も含めて13件の検証を実施しております。またASSET事業の前身のJVETS（自主参加型国内排出量取引制度）でも約20件の検証を実施しております。

　この事業は、来年度以降も実施される可能性が高く、補助内容も充実しております。来年度以降に設備更新（ボイラー、ヒートポンプ、冷温水機、パッケージエアコン、照明器具）や燃料転換等の省エネルギー対策を検討中の組織様は、同事業への参加をご検討されてみてはいかがでしょうか。

担当：営業部　平塚
TEL：03-5541-2752

　2015年2月28日をもって、長らくご利用いただきましたJICQA「友の会」の活動を休止いたします。会員相互の情報交換、親睦、異業種交流等を目的に、長年にわたりご理解とご協力、例会へのご出席を賜りましたことを心より御礼申し上げます。

　現在、登録組織の皆さまにとって従来以上にお役に立つ情報交換の場や仕組みを構築すべく検討しているところです。
2014年8月〜10月に全国で行いましたQMS・EMSの2015年版改正説明会は、タイムリーなテーマによる最新情報のご提供・情報交換の場であり、多くの皆さまがご出席くださいました。2015年には、組織の皆さまにISO規格のFDIS版、IS版の発行に合わせて、無料の説明会及び一部有料説明会において、改正のポイントや現場で役立つ実践的な情報をご提供することを計画しております。
　これらの全般的な情報提供に加えて、今までの「友の会」の実績と成果を継承しつつ「友の会」に代わる、登録組織の皆さまにとって更にお役にたつ「業種別の交流会」等、よりきめ細かで迅速な情報提供の仕組みを検討してまいります。

　新たなサービスにつきましても、これまでと同様にご期待くださいますようご案内申し上げます。

担当：営業部　小橋・光守
TEL：03-5541-2752

QA放談は今回が8回目の掲載です。今号は、審査本部計画管理部の松岡が担当いたします。

〜　通勤電車の車窓から感じる景気の動向　〜

　2000年にJICQAに入社してから15年、毎日ＪＲ木更津駅から八丁堀駅まで東京湾の東側を半周しての通勤で、車窓から感じる景気の変化を心に感じるまま南から北へとご紹介します。

　木更津駅前は、「シャッター通り」と揶揄される通りの寂れゆく地方都市状態でＪＲも「通勤快速」とは名ばかりの殆ど各駅停車。周辺は田園風景で晴れて空気が澄んだ日には富士山や横浜のランドマークタワーも見えます。10分ほどで東京湾横断道路アクアラインと交差。通行料金大幅値下げの後、開通以来閑散としていたこの道路は一転して休日は南房総への行楽の車による渋滞が常態化し、日本人はまだまだ豊かだと思わされます。

　その先は、海側は石油コンビナート群、山側は住宅と農地の混在。風景の移り変わりはありませんが、乗降客の減少に高齢化や少子化の影響を感じます。

中間点の蘇我駅から昭和・平成初期のアパート群が続く住宅街を過ぎると幕張メッセのある海浜幕張駅。最近は見本市以外のイベントへの客が多いようです。 沿線では大規模ショッピングセンターが開店し大型マンションの建設も継続、アマゾン等の新企業が進出するなど活気を感じます。

　東京ディズニーランドの舞浜駅は相変わらずの賑わいで東南アジアからの家族連れも増えました。ただ、帰りの客の土産袋が昔よりやや小さくなり若い方の小遣い減少かと少し心配。東京に近い新木場駅では、豊洲の高層マンション群やスカイツリーなど新たな建築物が次々に完成するのが一望でき「都市は繁栄」との印象を受けますが、木更津との差に複雑な思いです。

　お客様の地域ではどのような状況なのでしょう。頂く情報では、今まで減少一方だった「人数」に若干増のケースも散見されます。車窓の印象からはこれを景気回復の兆しと受け取るのはまだ時期尚早であり、スタッフとして皆様へのご支援にもっと頑張らねばと思う次第です。

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