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JICQAニュースレター

JICQAニュースレター No.201

1. ISO/DIS9001解説セミナーを開講いたします。

JICQA公開研修センターでは、ISO/DIS9001解説セミナーを期間限定で開催します。解説だけでなく演習を含む1日コースです。7〜8月に開催したJICQA登録組織向け無料規格改正説明会の内容をベースに、事例を交えた実践的内容に改訂しました。

ニュースレターをご覧になってお申込みをされた方は、受講料30%割引を適用いたします。 
*お申込みの際、通信欄に「ニュースレター」とご記入ください。

◆ 開催日時
(1) 2014年10月29日(水)  10:00〜16:00
(2) 2014年10月30日(木)  10:00〜16:00
◆ 開催場所
JICQA公開研修センター 東京会場
東京都中央区新富2-15-5 RBM築地ビル7F
◆ 受講料
特別(30%割引)価格 20,109円(税込)  定価 28,728円(税込)

☆ セミナー詳細はこちらをご覧ください。

JICQA公開研修センター 
深谷(フカタニ)・田中・米田
TEL:03-5541-2011

2. 道路交通安全マネジメントシステム(RTSMS)に追加される、我が国独自の新たな規格N-RTSが公表されました。

 2014年10月9日、独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)は、道路交通安全マネジメントシステム(RTSMS)に追加される、我が国独自の新たな規格であるN-RTS(Nippon Road Traffic Safety)マネジメントシステムを公表しました。

 N-RTSは、道路交通安全マネジメントシステムとして初めて作成された国際規格であるISO39001:2012に、日本の交通安全事情及び道路交通法規制の現状を踏まえて、重大事故削減に有効な具体策を追加要求事項として加えたものです。JICQAは、N-RTSマネジメントシステム認定・認証スキーム勉強会の一員として、規格及び認定・認証スキームの構築に当初より参画してきました。

 N-RTSの追加要求事項は、意図しないヒューマンエラーや意図的な不順守等への対策である、RTSマネジメントシステムに対する要求事項の5項目、及び、車両の安全な運行を管理するための具体策である、運行管理プロセスに対する技術的要求事項の10項目から成り立っています。

 ISO39001:2012の適用対象は、道路交通システムと関わりを持つ全ての組織とされ、自動車を自ら運行しないが道路交通安全に関与する業種(行政当局、駐車場運営会社、自動車修理工場、学校等)も適用対象となっています。一方、N-RTSは、適用対象を自ら車両の運行を行い社会的にも安全が求められる業種としています。すなわち、トラック輸送会社、バス会社、タクシー会社等の道路運送を生業にする業種(緑ナンバー)、及び道路運送が生業ではないものの、営業、巡回等の業務で自ら自家用車(白ナンバー)を運行する業種が該当します。

 NASVA は、今後N-RTS のスキームオーナーとして、この新たな規格に関わる全体管理、追加要求事項の策定、改定等を行います。また、N-RTSを認証された組織にのみN-RTSMSマークの使用を認めます。道路交通安全マネジメントシステムであるISO39001及びN-RTSのわが国への普及により、更なる道路交通事故の防止に取り組む方針です。

 公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)は、ISO39001及びN-RTS の認定/認証制度の準備を行っており、本年12月から認証機関の認定申請を受けつける予定です。JICQAは、ISO39001及びN-RTSの認定申請の準備を開始しています。現在、JICQAにてISO39001の認証を受けられた3組織様には、認定後、JABの認定シンボルのついた登録証を無償にてお渡しします。

 JICQAは、道路交通安全マネジメントシステムのISO39001及びN-RTS の普及を通じて、我が国の道路交通事故の削減に貢献してまいります。今後とも、よろしくお願いします。

RTSMS無料セミナーのお知らせ

 JICQAでは無料セミナー「ISO39001の概要」を開催しています。ISO39001及びN-RTS の両規格について解説します。運送業の方だけでなく、組織の交通安全に関わる業務の方にもおすすめです。是非、ご参加ください。

◆ 開催日時
2014年10月20日(月)  14:00〜16:30(受付開始13:30)
◆ 開催場所
JICQA公開研修センター 東京会場
東京都中央区新富2-15-5 RBM築地ビル7F

☆ セミナー詳細はこちらをご覧ください。

担当:営業部 光守(ミツモリ)
TEL:03-5541-2752

3. FOOD SAFETY DAY JAPAN 2014にスポンサー参加します。

 JICQAは、2014年10月30日にThe Grand Hall 品川で開催される「FOOD SAFETY DAY JAPAN 2014」にスポンサー参加します。

 FOOD SAFETY DAY JAPAN 2014では、今年のテーマを「One for All, All for One 食品安全を最大化するために」として、アジアから400を超える食品安全エキスパートが集まります。当日は、GFSI最新情報、フードフラウド(食品偽装)&フードディフェンス、官民協働がもたらす食品安全、食品産業振興と食品安全及び世界の食品安全をテーマにしたプログラムが予定されております。

 またJICQAはブース出展し、FSSC22000、ISO22000、HACCP及びISO9001等の審査登録に関してのご相談をお受けいたします。参加お申し込みや詳細につきましては、FOOD SAFETY DAY JAPAN 2014のホームページをご確認ください。

 食品関連組織および食品包装関連組織の皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

担当:営業部 平塚
TEL:03-5541-2752

規格紹介(6) 〜 アセットマネジメントシステムISO55001 〜

 ISO55001はアセットマネジメントの国際標準であり、上下水道、道路、橋梁、鉄道及びその他のエネルギー、通信などの社会インフラ分野や、民間の物的資産(事務所、工場など)、さらには非物的資産(知的資産、人的資産)などのアセットが適用の対象となります。アセットマネジメントは、「アセットからの価値を実現化するための組織の調整された活動」と定義されます。アセットマネジメントは、単なる施設の維持管理の活動ではなく、アセットを保有、管理する組織が、計画策定、運用、パフォーマンス評価、改善といった要求事項を遵守しつつ、国際標準に従って管理する仕組みと言えます。

 アセットマネジメントシステム(AMS)は、組織全体の目標から資産管理の目標、計画の実施とその評価、改善に至る組織全体のPDCAサイクルや、そのサイクルをうまく回すための支援の仕組み(組織のトップのコミットメントや組織の役割、責任、権限の明確化、必要な資源配分や能力の確保、データベース構築などの情報マネジメント)を含めたシステム全体を指します。

 AMSは、下図のように相互に関連し合う要素からなります。

ISO55001を効果的に運用することにより、以下のようなメリットが考えられます。

導入のメリット

(1)アセットマネジメントの効率化・高度化
・体系化された要求事項により、アセットのライフサイクルを通じて、組織が実施すべき活動を計画、調整、管理が可能になります。
・組織が行うべきアセットマネジメント(AM)活動が、体系化して整理された結果、各担当者が異動しても現状の運用体制を適切に引き継ぐことが容易となり、将来にわたるAM活動の継続的維持が期待できます。迅速な応急対応や災害復旧などにも効果を発揮できます。
(2) アセットマネジメントに対する説明責任の強化
・ISO 55001に沿った形でアセットマネジメントシステム(AMS)を導入・運用し、第三者が認証することにより、アセットマネジメントやサービスレベル、料金等に関する説明責任を果たすことができます。
(3) わが国社会インフラの海外への輸出促進
・世界的な規格の普及により、海外インフラ案件への入札参加要件としてISO55001認証の取得が要求される可能性も考えられることから、本邦民間企業が諸外国に先んじて認証取得することにより国際競争力を確保できます。

 我が国では下水道分野の取り組みが先行しており、下水道分野におけるISO55001適用ガイドライン検討委員会からガイドラインが発表されています。下水道事業の効率的な維持管理の実施において、パイロット審査が実施されています。特に社会インフラ等の公共事業に関連した分野では、今後、認証取得が進展することが想定されます。

担当:カスタマイズ監査部 五味田(ゴミタ)
営業部 五弓(ゴキュウ)、平塚
TEL:03-5541-2752

JICQA登録組織件数情報



■JICQAニュースレター 2014年10月号 No.201 印刷用ファイル
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