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JICQAニュースレター

JICQAニュースレター No.199

1. ISO14001のDIS版に基づく規格改正説明会開催をお知らせします。

 環境マネジメントシステム規格であるISO14001のDIS版(Draft International Standard)が2014年6月27日に発行されました。JICQAでは、登録組織及び申請組織の皆様を対象に、全国7ヶ所で下記の通りISO14001 DIS版に基づく規格改正説明会を開催いたします。

(1)開催スケジュール
開催地 会場 会場住所 開催日時
仙台 PARMCITY131 
ANNEX多目的ホール
宮城県仙台市青葉区一番町3丁目5-1 土屋不動産ビル [地図] 10/23(木)
13:30〜16:30
東京 鐵鋼会館 801号室 東京都中央区日本橋茅場町3-2-10
[地図] 10/1(水)
13:30〜16:30
アットビジネスセンター
東京駅八重洲通り
501号室
東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通りハタビル 5F [地図] 10/24(金)
13:30〜16:30
名古屋 名古屋国際会議場 2号館 
会議室222+223
愛知県名古屋市熱田区熱田西町1番1号 [地図] 10/2(木)
13:30〜16:30
大阪 CIVI北梅田研修センター
507
大阪府大阪市北区芝田2丁目7番18号 オーエックス梅田ビル新館5F [地図] 10/14(火)
13:30〜16:30
10/31(金)
13:30〜16:30
広島 RCC文化センター
703号室
広島県広島市中区橋本町5-11 [地図] 10/8(水)
13:30〜16:30
福岡 JR博多シティ 会議室10F 
大会議室A+B
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 [地図] 10/6(月)
13:30〜16:30
沖縄 JICQA沖縄事務所 研修室 沖縄県那覇市久茂地1-12-12 ニッセイ那覇センタービル5F  [地図] 10/27(月)
13:30〜16:30
10/28(火)
13:30〜16:30
(2)説明内容
1) 今回規格改正の背景について
2) ISO14001規格DIS版での変化点とその解釈
3) 今後の移行に向けた対応
4)  質疑・応答
(3) 対象
JICQAのISO14001登録組織及び申請組織の代表者又は環境マネジメントシステムご担当者といたします。会場の都合により、勝手ながらご出席は1人/1対象組織でお願いいたします。
(4) 参加費
無料です。
(5) お申込み
9月1日からを予定しております。8月末にご登録の連絡者の方宛にE-mailで専用フォームをご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。

担当:ISO14001移行説明会 事務局
光守(ミツモリ)、平塚、樋口
TEL:03-5541-2752
mail:ikoseminar@jicqa.co.jp

2. IAQG9100規格改正状況についてお知らせします。

 IAQG9100規格「品質マネジメントシステム-航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項」は、ISO9001に基づいて作成されていますので、ISO9001:2015の改正に影響され、改正することが検討されています。今回の改正では、章構成をISO9001:2015と整合させる他、以下の項目が検討されています。

  1. 新たな要求項目として、安全/ヒューマンファクターズ、及び模倣品を追加
  2. ISO9001:2015に整合させるためにリスク/予防処置を検討
  3. IAQG9100規格の要求をより明確化するために形態管理、製品実現計画、引渡し後の支援、及び供給者管理を検討

 現在、IAQG 9100改正検討チームは、ISO 9001 DISをレビューし、コメントを提出しました。さらに、ISO 9001 DISに9100:2009の要求事項を反映してこれまで合意された提案を盛り込み、IAQG9100改正検討チームでレビューする予定です。規格の制定は2016年の予定です。詳細が判明しましたら、改めて、登録組織様にご連絡します。

 *IAQG:国際航空宇宙品質グループ

担当:審査第1部
AS-QMSグループ 鈴木
TEL:03-5541-2754

3.  労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格(ISO45001)の検討が進み、委員会原案(CD)が公表されました。

 労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格の検討については、2013年8月号のJICQAニュースレターでお知らせしましたが、その後の検討状況について報告いたします。
 2014年4月に労働安全衛生マネジメントシステム規格を検討する委員会であるISO/PC283の会合が開催され、その後検討が重ねられた結果、2014年7月18日にCDが発行されました。ISO14001、ISO9001等の他マネジメントシステム規格と同様に共通テキスト(Annex SL)を適用し、pre-DIS ISO14001との適合を意識したものとなっているのが特徴です。
 ISO化される時期は、前回のニュースレターでお知らせした2016年9月頃より、多少遅れる見込みとなっております。検討状況が進みましたら、JICQAニュースレターで報告させていただきます。

 ISO化に先駆けて、労働安全衛生マネジメントシステムの導入及び審査登録を検討されてみてはいかがでしょうか。現在、JICQAの労働安全衛生マネジメントシステム審査は、OHSAS18001規格をもとに実施しております。金属加工業、建設業及び食品加工業等の組織様に審査を実施しており、約50件の実績があります。JICQAのOHSAS18001審査の特徴は、
1)現場での運用を中心に審査を行うことにより、リスク低減に寄与する審査
2)OHSAS18001だけではなく、ISO14001やISO9001等の他マネジメントシステム規格との同時審査もしくは統合審査を行うことによる効果的な審査
となっており、ご好評を頂いております。

 また、JICQAでは、労働安全衛生マネジメントシステムについて、ニーズに合わせた下記のセミナーを開催中です。

 詳しくは各ホームページをご覧ください。労働安全衛生マネジメントシステムの認証取得を検討中、または関心をお持ちの方は、ぜひご検討ください。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。

担当:審査第3部 伊藤、岡根
TEL:03-5541-2756
営業部 小橋、平塚
TEL:03-5541-2752

4. JICQA友の会例会・懇親会(大阪)をお知らせいたします。

 JICQA友の会第25回例会及び懇親会を、以下の通り開催いたします。詳細は「JICQAニュースレター9月号」にてご案内します。

◆ 日時
2014年10月21日(火)  例会13:00〜17:00  懇親会17:10〜18:40
◆ 会場
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)(大阪市北区中之島)
◆ 対象
すべてのJICQA登録組織の皆様にご参加いただけます
◆ 参加費
例会、懇親会ともにご参加無料です

担当:JICQA友の会事務局
能城(ノウジョウ)、三浦
TEL:03-5541-2523

5. JICQAホームページ「登録マーク・認定シンボルの使い方」をリニューアルしました。

 登録マーク・認定シンボルのご使用に際し、ご確認頂きたい点、及びご参考となる事例を次の項目に整理し、ホームページの「当社のお客さまへ」に掲載しました。是非ご活用ください。

  • 登録マーク・認定シンボルの基本事項(新規掲載)
  • 名刺への登録マーク・認定シンボル使用例(従来通り)
  • 会社案内・パンフレットへの登録マーク・認定シンボル使用例(新規掲載)
  • WEBサイトへの登録マーク・認定シンボルの使用例(新規掲載)
  • 清刷(CD-ROM)の最新版確認リスト(新規掲載)
  • 登録マーク・認定シンボルに関するよくある質問(内容を改訂)

担当:登録部 竹内、早川、黒澤
TEL:03-5541-2751

規格紹介(4) 〜 食品安全システム FSSC22000 〜

 FSSC22000は、Food Safety System Certification 22000の略で、EU食品・飲料産業連合(CIAA)の支援を受けてFFSC財団(※1)が2010年に開発しGFSI(※2)から承認された規格です。JICQAは、FFSC財団よりライセンスを取得、2011年より審査を開始し、2012年に(公財)日本適合性認定協会(JAB)より認定を取得しました。
 この規格は、「ISO22000:2005+セクターPRPに対する技術仕様書+FSSC追加要求事項」の3つの構成から成り立っています。セクターPRPに対する技術仕様書は、具体的にはISO/TS 22002-1(第1部 食品製造の前提条件プログラム)又は、ISO 22002-4(第4部 食品容器包装材料の前提条件プログラム)などがあります。
 FSSC22000は、FSMSの基礎であるPRPを確実かつ、より効果的に運用することにより、組織のFSMSのパフォーマンスを高め、サプライチェーン及び顧客要求事項に応えることを意図しています。また、FSSC22000で要求されるセクターPRPに対する技術仕様書には、現在、必要性が高まっているフードディフェンス(食品防御)が含まれています。

 フードディフェンスの要求事項では、ハザード評価に基づいた予防手段の設定、製造現場のセキュリティ評価、要員のセキュリティ対策訓練の実施及びアクセス管理があり、組織がハード面及びソフト面において、対応できるよう要求事項が盛り込まれています。通常のISO22000のみでは達成が難しいと考えられるフードディフェンスに対する予防手段の設定・運用、検証及び継続的改善が、セクターPRPに対する技術的要求事項とISO22000の要求事項を組み合わせて、左図のような運用及び改善が期待できます。

 また、FSSC22000の追加要求事項は、ISO22000の要求事項及びセクターPRPに対する技術的要求事項の他に、FFSCが発行する「パートⅠ-認証を必要とする組織に対する要求事項」において規定されています。組織の食品安全を支えるため外部委託された全てのサービスに対する仕様の要求、食品安全の原則の適用における要員の監督、特定の要求事項の明確化及びインプット(投入材料)の管理が要求されています。これらは、食品安全の有効性をより高めるためにISO22000の要求事項及びセクターPRPに対する技術的要求事項を補完する内容となっています。FSSC22000を効果的に運用することにより、以下のメリットが考えられます。

【導入のメリット】

  • 取引先要件を満たすことができる。
  • 従業員に対する食の安全・安心・信頼への意識の向上が期待できる。
  • フードディフェンス(食品防御)が含まれた規格の認証となるため、今まで以上に食の安全・安心・信頼を顧客に提供できる。
  • 原料からエンドユーザーまでのサプライチェーンの管理が可能となる。
  • 最終消費者に安全な食品を届けるためのフードチェーン全体にわたる効果的な外部コミュニケーションの構築が可能となる。
  • 第三者監査の結果を、組織の製品における食品安全の改善のために有効に活用できる。

 これらのメリットにより、大手飲料メーカー及び大手小売業者が、納入業者にFSSC22000の認証取得を要請しており、現在では様々な食品製造業及び食品容器包装材料製造業において関心が高まっています。

※1 FFSC :Foundation for Food Safety Certification、食品安全認証財団
※2 GFSI :Global Food Safety Initiativeは、世界各国の食品・飲料メーカー及び小売り業者で設立されているThe Consumer Goods Forum 傘下の食品安全の推進母体

担当: 審査第2部 長塚
営業部 小橋、平塚
TEL:03-5541-2752

 QA放談

QA放談は今回が6回目の掲載です。今号は、審査本部審査第2部の福本が担当いたします。

〜旅は人を豊かにしてくれる〜

 旅は仕事の疲れも心の疲れも癒してくれる。夏も冬も、春も秋も、それぞれ魅力たっぷりで旅ほどすばらしいものはない。学生時代から北海道から九州まで各地を周ってきた。多くは一人旅であるが、友人たちとのドライブも趣深いものがある。地道な歩みにより2年前47都道府県と東西南北(礼文島・納沙布岬・与那国島・波照間島)を制覇することができた。

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 今はほとんどなくなったブルートレインでは、夜中や朝方に車両デッキに立つと、すがすがしい空気が肺をキレイにしてくれ、各地の駅弁には舌鼓し、“飯に喉が通らない”ほど。またローカル列車では楽しく会話する女子高校生がまぶしく眼球に映りこんだものである。

 若いころは列車中心だったが、今は空の大衆化に伴い、機上の人になることが多い。空港で販売する弁当が“空弁”というのは愛嬌。飛行機は世界観を変えてくれるような気がする。平地では大雨や台風でも、機上から眺める風景は雑踏から抜け出して、まさに人間が鳥になって空中散歩する気分が味わえる。鷹のように富士山を手中に収め、世界遺産を自分のものとするのは爽快である。

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近年沖縄離島に行くことが多い。果ての島には青い海・蒼い空、悠久の時間が流れ、悩み・クヨクヨするヒマもない。ただ眺め・昼寝していればいいのだから。

 2年前モスクワ・ペテルブルグへの旅では、朝の風向きに従って列車やバスに乗り、気ままに街の雰囲気を楽しんだことも懐かしい。人生は旅人というが、様々な経験・苦労を思い出に代え、次のデスティネーションへと旅立っていく。でも旅から帰ると怖い言葉が待っている。「明日は“粗大ゴミの日”だから、自分で袋に入って帰ってこなくていいわよ!」と。

■JICQAニュースレター 2014年8月号 No.199 印刷用ファイル
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