1. 「国内クレジット制度」の最新情報についてお知らせします
「国内クレジット制度」は、中小企業等が大企業等から資金や技術・ノウハウ等の提供を受け、協働(共同)でCO2排出削減に取り組み、その削減分を売却できる仕組みです。本制度を取組むメリットとして、中小企業は大企業の技術・ノウハウを得たり、省エネ設備を導入することによりエネルギーコストを低減したり、CO2排出削減量を売却できたりすることができます。詳しくは「国内クレジット制度」のホームページをご確認ください。
本制度は平成20年後半から本格的に活動開始となり、2010年3月末現在で本制度を利用するために事業受付された件数は397件、そのうち排出削減事業として事業承認された件数は297件、事業承認後に活動した結果、認証された国内クレジットは、累計で92件、約3.5万t-CO2がクレジット化されました。
次にどのような事業で利用されているかというと、工場(中小企業)が44%占めており、それ以外には農場8%、店舗8%、公共施設7%、温泉施設7%、福祉施設6%、スポーツ・レジャー施設5%、病院5%、ホテル・旅館4%、事務所ビル4%、学校2%等というような構成となっており、製造業とサービス業が半々に占めていることがわかります。
さらにどのようにしてCO2排出削減を行っているかというと、ボイラーの更新43%(うちバイオマスボイラー導入14%)、空調設備更新20%、照明設備更新13%、ヒートポンプ導入9%、インバーター制御8%、工業炉更新2%、太陽光発電設備導入2%等というような構成となっており、効果的なCO2排出削減もしくは再生可能エネルギーの導入が増えてきていることがわかります。
最後に地域性については、北海道11%、東北8%、関東17%、中部17%、近畿10%、中国7%、四国4%、九州・沖縄9%となっており、どの地域でも本制度を利用されていることがよくわかります。
皆様の会社でも、今年度にボイラー、空調設備、照明設備等の更新や太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入等の検討はいかがでしょうか。もし検討されている場合には、本制度の利用を検討されてはいかがでしょうか。
ご不明な点や本制度を検討される場合には、弊社下記担当までご一報ください。またすでに本制度の導入を決定している場合には審査機関として是非弊社JICQAをご選択いただきますようお願い申し上げます。また利用される事業者をご存知でしたら、ご紹介、ご推薦いただければ幸いです。
担当:営業部 五弓(ゴキュウ)、平塚
(℡:03-5541-2752)
2. 「日刊自動車新聞」にて連載コラム「こんにちは、審査員です!」を執筆しています
2009年11月11日より、毎週水曜日に「こんにちは、審査員です!」を執筆中です。掲載紙は自動車業界紙としては世界最大級の規模をもつ「日刊自動車新聞」、執筆は当社のISO/TS16949(及びISO9001)主任審査員であり、SRI-JICQAコーポレーション副社長を務める津田裕司です。
本掲載では、数多くのISO/TS 16949審査を通して感じた「気付き」をわかりやすくご紹介しています。組織の皆様にとってマネジメントシステムを有効に活用していくことは非常に重要なことです。審査員がどのような視点でお客様の審査をしているかをご理解いただくことで、効率的な仕組みづくりのヒントとなると思います。自動車業界のISO/TS16949規格だけでなく、ISO 9001を構築運用されている、もしくは準備されているお客様すべてに参考になると思いますので、是非ご覧ください。
※ バックナンバーをJICQAホームページに掲載中です。 ホームページでは新聞掲載から2週間を経過した後にアップしてまいります。
担当:審査第4部 新藤・成田(梨奈)
(TEL:03-5541-2986)
3. JICQAでは、今年も夏季節電対策を実施いたします
JICQAでは、地球温暖化対策に協力するために下記の通りに夏季節電対策を実施いたします。
弊社にお越しの皆様には、節電対策実施にご理解とご協力をお願いいたします。
1)事務所内冷房温度の緩和:盛夏時には28℃に設定いたします。
2)事務所内でのJICQA社員の服装:ネクタイ・上着の着用はいたしません。
3)実施期間:本年6月1日(火)〜9月30日(木)といたします。
ご来社のお客様も、どうぞお気軽に「ノーネクタイ・ノー上着」でお越しください。
担当:業務部:大島
(TEL:03-5541-2751)
■ JICQAニュースレター 2010年5月号 No.148 印刷用ファイル |
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