JICQAニュースレター No.344(2026年9月発行)

No.344(2026年9月発行)

1.ISO 9001:2026が発行されました

ISO(International Organization for Standardization;国際標準化機構)は2026年9月16日、ISO 9001:2026(2026年版ISO 9001)を発行しました。

今回の発行により、ISO 9001:2015(2015年版ISO 9001)で認証を取得した組織は、2026年版への移行が求められます。

またISO 9001:2026の発行を受けて、ISO 9001のJIS規格であるJIS Q 9001も今後改定されます。

なお、2026年9月18日時点ではISO 9001:2026の規格書(英語版のみ)が入手可能です。日本規格協会のWebサイトにて販売されております。

ISO 9001:2026規格書販売ページ(日本規格協会、英語版)
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=ISO+9001%3A2026

JICQAでISO 9001をご登録の組織さまには、随時、JIS Q 9001に関する情報、および2015年版からの移行に関する情報を、連絡担当者さま宛にメールにてご案内いたします。

担当:営業部
eigyo-info@jicqa.co.jp

2.ISO 9001及びISO 14001の、2026年版への移行要領が発行・公開されました

前項の通り、2026年9月16日にISO 9001:2026が発行されました。また、2026年4月15日にはISO 14001:2026(2026年版ISO 14001)が発行されています。

これらに関連して、グローバル認定協力機構(*)は、2015年版から2026年版への移行要領を、9月14日(ISO 14001)と9月16日(ISO 9001)に、それぞれ発行・公開しました。

〔参考記事〕
(ISO 9001)https://global-aci.org/en/news/global-aci-publishes-transition-requirements-for-iso-90012026/
(ISO 14001)https://global-aci.org/en/news/global-aci-publishes-transition-requirements-for-iso-140012026/

(*) グローバル認定協力機構(Global Accreditation Cooperation Incorporated;略称 Global ACI)は、認定機関の国際的枠組みに関する組織です(旧IAF)。

移行期間について

上記の2つの記事の中で、以下のように言及されています。

〔ISO 9001〕
・ISO 9001:2015(2015年版ISO 9001)の認証取得組織は、2029年9月30日までに移行を完了する必要がある
・2028年3月31日以降の初回審査(初回認証)は、ISO 9001:2026のみを参照規格とすること

〔ISO 14001〕
・ISO 14001:2015(2015年版ISO 14001)の認証取得組織は、2029年4月30日までに移行を完了する必要がある
・2027年10月31日以降の初回審査(初回認証)は、ISO 14001:2026のみを参照規格とすること

日本での対応について

今回のGlobal ACIによる移行要領の発行を受けて、公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)においても移行要領の発行を予定しております(注:2026年9月18日現在)。

〔参考記事〕https://www.jab.or.jp/news/2478

JICQAの対応について

JICQAでは登録組織の皆さまが滞りなく2026年版ISO 9001及びISO 14001に移行いただけるよう、それぞれの規格について、審査開始時期のご案内など移行に関する説明会の開催を予定しておりますので、準備が整い次第、ご案内いたします。

担当:営業部
eigyo-info@jicqa.co.jp

3.2026年版への移行準備に!ISO 14001内部監査員「差分セミナー」を開講します

2015年版のISO 14001内部監査員の力量をお持ちの方を対象とした、2026年版への力量アップ・更新に最適な「差分セミナー」が、2026年10月20日よりスタートします。分かりやすい解説と「ギャップ分析演習」を通して、2015年版からの変化点(差分)が確実に理解できるセミナーです。

特にギャップ分析演習は、自組織の環境マネジメントシステムの見直すべき箇所を確認する力量を身につける上で、非常に有効です。

全国の組織さまにご利用しやすい、Web(オンライン)での開催です。受講された方には「受講証明書」を発行しますので、組織内の力量証明にもご活用いただけます。

2026年版ISO14001への移行には、2026年版での内部監査力量を保有する内部監査員による内部監査の実施が求められます。内部監査員の力量のアップデートは必須です。

2026年版への移行に向けて、実践的な学びが得られる本セミナーをぜひご利用ください。

ISO14001内部監査員 2026年版差分セミナー

https://www.jicqa.co.jp/training/iso14001/iso14001_2026sabun.html

対象:
 2015年版のISO 14001内部監査員として教育を受けられた方
<以下に該当する方のご受講も歓迎いたします>
・JICQA研修センター以外の研修機関で2015年版内部監査員研修を受けられた方
・自組織内での研修により内部監査員になられた方で、2015年版ISO14001の規格知識をお持ちの方
主な内容:
 [1]講義:2015年版からの変更点の確認
・2026年版改定の背景
・2015年版からの主な変更点
・環境状態、気候変動、生物多様性、水資源への対応
・リスクと機会、「機会」の積極的な考慮
・製品・サービスのライフサイクルの考慮
・EMS変更時の計画的なマネジメント
・内部監査プログラムに関する変更
・マネジメントレビューに関する変更  ほか
[2]演習:ギャップ分析演習
・理解促進のため、事前にギャップ分析フォーマットを受講者様にお送りします。
初回開催日:
 2026年10月20日(火) 9:30~15:30 ※以降、毎月1~2回開催予定
受講形式:
 Web受講(オンライン)のみ
受講料:
 33,000円(税込) ※テキスト代を含む

<ご案内>
当セミナーは、既に2015年版ISO14001に準拠した内部監査員としての力量をお持ちの方を対象としています。初めて内部監査員になられる方は、「ISO14001内部監査員養成セミナー」のご受講をおすすめします。なお、ISO14001内部監査員養成セミナーは「2015年版」に準拠しており、2026年版準拠でのセミナーは2026年12月頃の開始を予定しています。

担当:研修センター
https://www.jicqa.co.jp/inquiry/seminar/form_seminar.html

4.【JICQA登録組織さま限定】ISO 9001規格改定説明会のアーカイブを配信中です。

JICQAでは今年8月、当社のISO 9001登録組織さまを対象として、ISO 9001のFDIS版(最終国際規格案)に基づく説明会を、「主にサービス業向け」と「主に製造業向け」の2回に分けて、オンラインによるライブ配信にて実施しました。

現在、本説明会のアーカイブを配信中です。JICQAのISO 9001登録組織さまであれば、「主にサービス業向け」と「主に製造業向け」の両方とも、お申し込み不要でご視聴いただけます(2026年11月30日配信終了)。

アーカイブ配信のご視聴方法につきましては、2026年8月27日(木)に連絡担当者さま宛に送付したメールをご確認ください。

※アーカイブ配信のご視聴は、JICQAのISO 9001登録組織さま限定です。誠に恐れ入りますが、JICQAのISO9001登録組織以外の組織さまはご利用いただけません。

担当:営業部
eigyo-info@jicqa.co.jp