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ISO審査登録・JIS製品認証・GHG排出量検証

日本検査キューエイ株式会社

JICQA NEWS巻頭言バックナンバー

JICQA NEWS 37号 巻頭言

よろしくお願いいたします

代表取締役社長
髙﨑 誠

2月28日に開催されました弊社第105回取締役会で社長に選任されました高崎誠です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
日本検査キューエイ株式会社(略称:JICQA)には、2003年4月に入社しました。
企画部長、JIS認証部長、業務部長を経験させていただき、このたび、樋口社長の後任として社長に就任いたしました。

JICQAに入社する前は鉄鋼メーカーで製造部門、生産管理部門及び環境管理部門を経験いたしました。環境管理部門に在籍時は、我が国に環境マネジメント システムが導入されるタイミングと一致しておりました。当時、日本の産業界では、日本は環境対策技術の先進国であることに加え、公害防止管理者制度が確立 しているため、環境マネジメントシステム(略称:EMS)の導入は不要であるとの意見もありました。このような意見は、技術、設備、人をトータルでマネジ メントする仕組みの重要性を十分理解していなかったことによるものであり、その後、マネジメントシステムの重要性が認識されるに従って、急速に我が国に EMSの仕組みが浸透しました。今日、「マネジメントシステム」という言葉は、そのままカタカナ言葉で用いられるようになるとともに、顧客満足、PDCA 手法、内部監査等のマネジメントシステム上のキーワードが経営方針を語るときの必須の切り口となりました。また、品質、環境に限らず、情報セキュリテ イー、食品安全、労働安全衛生等のあらゆる分野に、マネジメントシステムの重要性がますます高まってきております。

JICQAが我が国最初の民間によるISO審査登録機関として発足して、今年でちょうど20年目となります。JICQAの歴史は我が国のISO審査の歴 史と軌を一にするものであり、QMS(品質マネジメントシステム)、EMSの我が国における普及には、微力ながら寄与できたものと誇りに思っております。 しかし、これらのマネジメントシステム審査に対して期待される成果は、従来の規格適合性の視点から、如何に規格を活用して経営に役立てるかという視点に 移ってきております。これらの期待に応えるように、審査員・スタッフの力量向上、機関の仕組みの改善に取り組んでいるところです。

一言、社長就任に当たり抱負を述べさせていただきます。
一点目は社会から信頼される審査機関であり続けることです。JICQAの特徴は誠実で公平・中立な審査及び意思決定を行う機関であることです。今後もこの看板を高く掲げていきたいと考えております。

二点目は経営に役立つ審査を提供することです。ISOスタート時は、規格への適合性が優先する審査に陥ったこともありました。IAF(国際認定機関 フォーラム)においても議論が続けられているとおり、ISOマネジメントシステム認証とは、「登録組織が顧客要求事項及び規制要求事項を満たした製品・ サービスを提供できる能力を持つことを実証することによって、組織の信頼性を高めることにある」ことを肝に銘じて審査を進めていきたいと考えております。

三点目は幅広くお客様のご期待に応えられるようにすることです。JICQAは第三者認証制度によって得られた事業モデルを、温室効果ガス排出量検証、 JIS製品認証、エネルギーマネジメントシステム等の新しい分野・規格にも積極的に取り組んできております。今後とも、これらの新しい事業に積極的に取り 組むことにより、ご期待に応えられるよう努力してまいります。

これからも引き続き、JICQAをご活用いただけますよう、よろしくお願いいたします。

JICQAに関する各種お問い合わせは下記よりお申し込みください。

  • お問い合わせ電話番号 03-5541-2751 受付時間9時00分〜17時15分(除土日祝日)
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