*JICQAではICTを用いた審査を「リモート審査」と称します。
2020年7月14日
Q1:我社はリモート審査を受けることができますか?
A1:必要な電子会議ツールがそろえばリモート審査可能です。一部規格、審査内容によっては検討が必要ですので、まずは審査チームリーダーへご相談下さい。
Q2:審査の日数、費用は、通常の審査と変わりますか?
A2:原則、審査の日数は変わりません。費用につきましては審査料金に変更はありませんが、現地訪問からリモート審査へ変更部分の交通費・宿泊費が削減されます。但し、リモート審査のテスト段階で審査証跡の提示等で時間を要することが懸念される際には、貴社(審査対象組織様)と協議のうえで実地審査工数が増える場合がございます。
Q3:リモート審査にあたり、準備するものはありますか?
A3:
(1)テレビ会議システムやWEBミーティングサービスを利用されている場合
そのインフラを利用することが可能です。JICQA審査員が貴社事務所にお伺いし、現場審査等をリモートで行います。
(2)貴社がリモート環境をお持ちでない場合
ご相談のうえで利用可能なWEBミーティングサービスを選定、利用いたします。なお、JICQAではLFV(LITE FRESH VOICE)を推奨しております。LFVは使用PCにアプリケーションをインストールせずに利用できますので、貴社のセキュリティポリシーに抵触するリスクが少ないと認識しております。但し、他のWEBミーティングサービス(Zoom Meeting 等)をご希望の場合でも対応可能ですので、ご相談ください。
いずれのケースにおきましても、審査時に確認させて頂いている資料は従来の審査と同様にご準備願います。貴社のリモート環境下でファイルの共有化、カメラ撮影、電子メールでの電子ファイル添付送付等を通じて、審査を実施致します。
Q4:電子会議ツール利用に不安があります。JICQA側でのサポートはありますか?
A4:審査より前に貴社で利用するリモート環境を確認させていただきます。接続がうまくいかない場合、JICQAのリモート審査環境サポートチームが貴社の状況を確認の上で対応させていただきます。(既に数十件の実績がございます)
Q5: 審査の全てがリモート審査になるのですか? 一部のみリモート審査となることもありますか?
A5:
(1)「全て」がリモート審査対象となるケース
(2)審査の種類、複雑さ、サイトの状況により全てがリモート審査適用とならずに、「部分的」リモート審査となるケース
がございます。審査のどの部分をリモートで行うかは審査チームリーダーとご相談ください。
Q6:リモート審査は、いつまでにどのように申込めばいいでしょうか?
A6:
(1)接続のテスト(前述)の事前検討の実施
(2)貴社内での社内調整、準備期間
(3)審査チーム側の準備期間(審査計画にリモート審査を明示する等)
以上の点より、基本的に審査の1か月前には、実行可否を含めて、審査チームリーダーにご相談ください。