情報掲載日:2010年12月01日
2010年10月15日、国土交通省より、公共工事を受注する建設業に対し経営を事前に評価する、経営事項審査の審査基準の改正について発表されました。今回の改正では、ISO9001及びISO14001の取得状況が評価項目として追加されています。
評価・加点の対象は、以下 三つの条件を満たす場合です。
- (財)日本適合性認定協会(JAB)又はJABと相互認証している認定機関に認定されている審査機関が認証したISO9001(品質管理)、ISO14001(環境管理)
- 認証範囲に建設業に含まれること
- 全社で登録(事業所単位の認証は対象外)
エコアクション21等の簡易EMSは評価・加点の対象外です。
ISO9001及びISO14001は各5点の加点評価となり、両方登録の場合10点、登録が無い場合0点となります。
2011年4月1日より施行されます。従来、多くの都道府県が独自の基準による発注者評価点でISO9001及びISO14001の取得を評価してきましたが、今後、国土交通省の審査基準を参考に評価方法を見直すケースも考えられます。
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