2020年12月号
1. 審査報告書の送付時期の変更と登録決定通知書の廃止についてお知らせします。
JICQAでは2021年1月より審査報告書の送付時期を変更し、登録決定通知書を廃止いたします。詳しくは、以下をご覧ください。
1. 審査報告書の送付時期の変更
- 従来、登録決定日の一週間前に審査報告書をお送りしておりましたが、「登録決定後、速やかに送付」に変更いたします。
2. 登録決定通知書の廃止
- 従来、登録決定会議の当日に登録決定通知書にて登録決定結果をお知らせしておりましたが、「審査報告書の送付と併せて登録決定結果をメール等で通知」に変更いたします。
- なお、登録の一時停止、登録の取消し、登録の一時停止の解除などの特別な通知に関しては、従来通り通知書を発行いたします。
対象となるご登録組織様（該当規格略称）
QMS、AS-QMS、EMS、ISMS、ISMS-CLS、ITSMS、OHSMS、HACCP、FSMS、FSSC、JFS-C、BCMS、EnMS、RTSMS、RPM-QMS
ご不明な点などは以下までお問い合わせください。
担当：品質保証部 田中
E-mail：keikakukanri@jicqa.co.jp
2. 「JICQA審査登録規則」（C510E01）の改訂についてお知らせします。
「JICQA審査登録規則」(C510E01)、及び同「AS-QMS固有事項」、「FSSC及びJFS-C固有事項」を2021年1月12日付で改訂いたします。
改訂版は1月12日に弊社ホームページの各種申請・様式ダウンロードページに掲載予定です。
主な改定内容
- 登録決定会議に関する表記を見直し、審査報告書の事前確認の規定を削除します。
- 登録範囲にJICQAが認定機関から「認定を受けている範囲」と「受けていない範囲」の両方が含まれる場合は、登録証に認定シンボルを使用しないことを明記します。
ご不明な点などは以下までお問い合わせください。
担当：カスタマーサービス部 大島
E-mail：keikakukanri@jicqa.co.jp
3. 【再度のご連絡】2021年1月14日より、審査費用請求書の電子発行を開始します。
JICQAニュースレター11月号でお伝えさせていただきましたが、JICQAでは登録組織様とのコミュニケーションにおける一層の利便性向上を目指して、審査費用請求書の電子化（電子請求書の発行）を、下記の日程で開始いたします。
これにより、従来の郵送による請求書と同様の弊社印付き請求書を、登録組織様の連絡担当者様（登録がある場合は請求担当者様）ご自身で、WEB上からダウンロード（PDFファイルとなります）いただくことが可能となります。
新型コロナウイルス感染の第三波が危惧される今日、JICQAでは請求書の電子化による登録組織様の業務効率化はもとより、ご担当者様の郵送物対処のための出社機会削減による感染リスク低減化に寄与してまいりたいと考えております。
電子版請求書のご利用開始日（電子発行への切替予定日）
2021年1月14日付で発行の審査費用請求書より
電子請求書の概要
- 連絡担当者様宛に、メールにて請求書の発行をお知らせします。
- WEB上のマイページにて、請求情報をご確認いただけます。
- 従来の郵送による送付と比較して請求書の到着が2～3日程度前倒しになります。
- 紛失などによる再発行の際は、再ダウンロードいただけます。
詳細につきましてはご連絡担当者様（請求担当者様）宛へ（12月下旬目途）、ご案内のメールを差し上げます。
ご不明な点などは以下までお問い合わせください。
担当：営業部 光守（ミツモリ）
TEL：03-5541-2752
4. FSSC22000 Ver. 5.1が発行されました。
食品安全システム規格のFSSC22000のVer. 5.1が、2020年11月3日付でFSSC22000財団のホームページ上で公開されました。
Ver. 5.1の適用
- 2021年4月1日以降の全ての審査は、Ver. 5.1への移行審査となります。
- スキーム文書Ver. 5.1は、以下のサイトより入手いただけます（現状は英文のみの公開）。
Ver. 5.1における要求事項の主な変更点
組織向け要求事項であるスキーム文書Ver. 5.1 Part IIの主な変更点は以下の通りです。
食品安全管理の実効性を高めるため、要求事項が強化されました。
- 食品安全文化の概念が取り入れられました（ISO22000:2018の要求事項でカバーされており、具体的な要求事項の追加はありません）。
- BoSリストの要求事項が、Part IIの要求事項に組み込まれました。
- 製品の食品安全、法規制要求事項及び顧客要求事項に継続的に適合するため、新製品や製品または製造プロセスの変更において、製品仕様のレビュープロセスを確立、実施及び維持することが要求されました。
- サイト（内部及び外部）、生産環境及び生産設備が適切な状態に維持されていること及びPRPチェックを定期的（例：毎月）に実施することが要求されました。
- 在庫ローテーションに対して具体的な要求事項が規定されました。
FSSC22000は、食品安全マネジメントシステム規格であるISO22000にISO/TS22002-1を統合したものをベースとして、オランダのThe Foundation FSSC22000（FSSC22000財団）が開発した規格です。
FSSC22000は世界規模の食品安全に関するネットワークであるGFSI（国際食品安全イニシアティブ）に承認されております。
FSSC22000登録組織は、世界中で24,500件（2020年12月現在）に及び、日本では2500件が登録され、世界で第2位の登録件数となっています。
食品安全管理の実効性が更に高まったFSSC22000をご活用いただくために、JICQAではVer. 5.1に対応した研修の準備も進めておりますので、ぜひこの機会にFSSC22000の認証取得をご検討ください。
担当：営業部 光守（ミツモリ）
TEL：03-5541-2752
5. 「リモート内部監査の進め方」を習得する半日セミナーの1月以降の日程をお知らせします。
JICQA公開研修センターでは今年8月に「リモート内部監査の進め方」を開講しました。これまでに10回開催し、受講された皆様から高評価をいただいております。この度、2021年1月以降の開催日程が以下のとおり決定しましたのでご案内いたします。皆様のお申込みを心よりお待ちしております。
日程
2021年1月19日(火)、1月26日(火)、2月16日(火)、2月25日(木)、3月16日(火)
詳細とお申込み
受講生された方の声
- 監査を行う上で必要な点が理解できました。
- リモートでの講義や監査の手法、トラブル時の立ち振る舞いについて、大変参考になりました。
- リモートでの監査を進めていくにあたり、基本となる要求・考え方を理解することができ、今後社内で取り組んでいく内容についてイメージを持つことができました。
- 他社の検討状況等を知ることができて、大変参考になりました。
なお現在、皆様からのご要望にお応えして「実践的リモート内部監査の演習コース（1日コース）」を、2021年2月の開講を目指して開発中です。開催予定が決定次第、弊社HP公開セミナーのページにてご案内いたします。
担当：公開研修センター 深谷（フカタニ）、松田、室
TEL：03-5541-2759
- ■JICQAニュースレター 2020年12月号 No.275 印刷用ファイル
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