2019年12月号

JICQAニュースレター11月号でお知らせしたとおり、「JICQA審査登録規則（FSSC及びJFS-C固有事項）」(C510E01)を2019年12月20日付で改訂します。
改訂版は12月20日に当社ホームページの各種申請・様式ダウンロードページに掲載予定です。

6.4 審査結果報告の2)不適合に対する処置に関して、以下を規定します。

●  重大な不適合に関して、フォローアップ審査の実施時期を「審査終了日から28日以内」とし、完了しない場合は登録を直ちに一時停止する。

●  軽微な不適合に関して、是正処置計画は、「審査終了日から3ヶ月以内」にJICQA審査チームリーダーに容認されられなければならず、3ケ月を超えた場合は登録を一時停止する。

7.5 登録組織情報の提出に関して以下を変更します。

● 登録組織情報はJAB及びスキームオーナーのデータベースに登録している運用に合わせて、届出方式としてデータベースへの登録を含めることを明確にします。

●  「11.9 FSSCに関する追加要求事項」及び「11.10 JFS-Cに関する追加要求事項」においてスキームオーナーが公開する情報を規定していましたが、本項に共通事項として規定します。

11.4 JICQAへの届出事項に関して、報告の期限を「3営業日以内」と規定します。

11.9 FSSCに関する追加要求事項に関して、以下を規定します。

● 製品、製品ラベル、製品の包装 （一次、二次、またはその他の形式を含む）へのFSSC 22000認証ロゴの使用及び文章による登録の表明は行ってはならない。

● 組織が希望する場合は、全てのサーベイランス審査及び更新審査を非通知審査で実施できる。

● 計画した非通知審査が全て実施できなかった場合の追加審査に関して、非通知審査終了日から4週間以内に未実施の審査について審査を実施しなければいけない。

● 予定された非通知審査日から6ヶ月以内に非通知審査が実施できない場合は、登録を取り消す。

● 登録の一時停止、取消しまたは登録範囲の縮小となった場合は、当該組織は、その旨を必要な利害関係者に通知する。

担当：技術管理部　勝俣
食品スキーム担当　細川
TEL：03-5541-2755

JICQAでは当社のご登録組織様を対象に、マネジメントシステムの効果的な運用を支援することを目的としたイベント、「JICQAフォーラム」を実施し、業界別などの枠組みで講演や事例発表などを提供しています。

11月22日に第6回JICQAフォーラム「ISO9001徹底活用編（その2）」を、東京をメイン会場に全国6会場をテレビ会議システムで中継して開催しました。

なお、本フォーラムは今年7月に実施したものと同じ内容です。多くの組織様より再度開催のご要望をいただき、それにお答えする形で開催しました。今回も多くの組織様にご参加いただきありがとうございます。

JICQA公開研修センターの小野講師による講演では、元JICQA審査第1部長として数多くの組織を審査してきた経験に基づいて、規格要求事項の解釈と実務への展開のポイントを解説しました。

参加者様からは「規格の理解で欠けていた部分を知ることができた」「事務局としてとても役立つ内容だった。社内で教育の参考になった」などのご感想をいただいております。

元大正製薬株式会社　薬事部長 兼 お客様相談室室長の小川道弘氏の講演、「マンネリ化を防ぎISO活動を活性化させる、社内コミュニケーション術」では、前回同様、参加者同士のグループワークにより、実践的なコミュニケーション術を体験していただきました。

初対面で異業界の皆様が、教わったコミュニケーション術を用いて活発に会話されている様子が印象的でした。

終了後のアンケートでは「なぜ社内でISO活動を展開する際にうまくいかなかったのか、よくわかった」　「新鮮な体験だった。社内で展開したい」などグループワークを評価するご感想をいただきました。

当社では今後も登録組織の皆様の、マネジメントシステム活用のヒントとなるJICQAフォーラムを企画してまいります。次回フォーラムにつきましては、開催が決定次第、当社ホームページ及びニュースレターにてご案内します。

担当：営業部　光守（ミツモリ）・三浦
TEL：03-5541-2752

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