2019年2月号
1. 「JICQAフォーラム(労働安全衛生編)」を開催しました。
JICQAでは、登録組織様を対象に、マネジメントシステムの効果的な運用を支援することを目的としたイベント、「JICQAフォーラム」を実施しています。JICQAフォーラムでは業界別などの枠組みで、講演や事例発表など、マネジメントシステム活用のヒントとなるコンテンツをご提供しています。
第4回目となる今回は「労働安全衛生編 -MSの活用で、潜在的災害リスクの低減を図るにはー」をテーマとして、2月1日に東京、12日に大阪にて開催しました。
冒頭の挨拶では当社代表取締役社長の川﨑は、「国連が掲げる『SDGs(持続可能な開発目標)』の産業界での認知が広がる流れの中でISO45001を労働災害リスク低減のために役立てていただきたい」と、ISO45001の有用性について述べました。
続いて豊田安全衛生マネジメント株式会社代表取締役社長の竹内宏氏が登壇され、「トヨタ自動車 安全文化構築の取り組み」との題で特別講演をされました。
さらに当社審査本部OHSMS担当部長の木村より、ISO45001を導入し労働災害の潜在的リスクを低減させるにあたってのポイントを解説しました。
フォーラムの後半は、実際にISO45001やOHSAS18001による労働安全衛生マネジメントシステムを導入した組織様が、各会場2社ずつ登壇されて、労働安全衛生マネジメントシステムの導入に至った経緯や導入時の苦労、導入後の成果などを語っていただきました。会場の参加者様は皆、具体的な事例を熱心に聴講されていました。
JICQAでは今後もフォーラムの開催を計画しています。次回開催については対象業種やテーマなどが決定次第、ホームページ及びJICQAニュースレターにてご案内します。
最近話題の労働安全衛生がテーマということで、東京会場には約80名、大阪会場には約50名の登録組織の皆様が来場されました。
担当:営業部 光守(ミツモリ)・三浦
TEL:03-5541-2752
2. 【新規開講】ISO45001無料セミナーの日程をご案内します。
JICQAでは、様々なマネジメントシステムの概要をご紹介する「無料セミナー」を開催しています。
2019年4月より、新たに「ISO45001の概要」を開講しますので、ご案内します。
労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)の国際標準規格であるISO45001について、規格の成り立ちや要求事項の概要、審査・認証取得までのステップなど、入門者の皆様に最適な内容で実施します。また約90分間で概要が学べるコンパクトな構成のため、お忙しい方にもお気軽にご参加いただけます。
ISO45001に関する情報収集や認証登録に向けたご準備に、ぜひご利用ください!
『ISO45001の概要』(受講無料)
- 【日程と会場】
- 4/15(月) 東京会場
名古屋会場(東京会場からのライブ中継) - 4/10(水) 大阪会場
- 5/20(月) 福岡会場
- 【時間】
- 14:00-15:30(受付開始13:30)(※全日程共通)
- 『ISO45001の概要』の詳細についてはこちらをご覧ください → → →
【関連情報】
- ◆ ISO45001公開セミナー(有料セミナー)
- ISO45001内部監査員養成セミナー(2日コース)
- セミナーの詳細についてはこちらをご覧ください→ → →
- ISO45001規格要求事項の解説(1日コース)
- セミナーの詳細についてはこちらをご覧ください→ → →
- ◆ ISO45001審査登録
- JICQAのISO45001審査登録についてはこちらをご覧ください → → →
- ※OHSAS18001からの移行に関する簡単なご説明も掲載しております。
担当:営業部 光守(ミツモリ)
TEL:03-5541-2752
3. ISMSの登録証へのIAF MLAマークの使用等についてお知らせします。
(1)ISMS登録証へのIAF MLAマーク使用について
JICQAでは2016年4月以降、JABの認定を受けているQMS、EMS及びFSMSの登録証に「IAF MLAマーク」を使用しております。
2018年8月にISMS-ACがISMSのMLAへの加盟が認められたことを受けて、JICQAがISMS-ACの認定を受けているISMSの登録証にも同マークを使用することとしました。
2019年3月発行分のISMS登録証より、順次「IAF MLAマーク」を使用します。
なお、「IAF MLAマーク」は、JICQAが発行する登録証にのみ使用が許可されており、登録組織様が各種媒体に使用することはできませんのでご注意ください。
(2)IAF MLAマークとは
各国の認定機関で構成される国際認定フォーラム(IAF)の国際相互承認協定(MLA)グループ内において、認定審査プログラムの同等性を示すマークです。
この相互承認協定は、国境を越えて製品・サービスを受け入れる枠組みを提供するもので、相互承認協定グループのメンバーである認定機関(JAB, ISMS-AC等)から認定されたマネジメントシステム認証機関(JICQA)が発行する登録証にIAFマークを使用することができます。
IAF及びMLAに関する詳細は下記のwebサイトでご確認いただけます。
https://www.iaf.nu//articles/IAF_MLA/14
https://isms.jp/topics/news/20180824.html
担当:登録部 田中、早川、黒澤
TEL:03-5541-2785
規格の旧ISMS-AC認定シンボルが使用できる期限は、2020年6月30日までです。使用期限まであと1年半を切りました。現在ご使用の媒体(名刺、ウエブサイト等)を再確認頂き、旧ISMS-AC認定シンボルを使用されているようでしたら、移行期限内に新ISMS-AC認定シンボルへの切り替えをお願いします。
新旧のシンボルは下記の通りです。
清刷(CD-ROM)をお持ちの組織様は、お手元の清刷(CD-ROM)の盤面をご確認ください。
新ISMS-AC認定シンボルを収録した最新版の清刷(CD-ROM)は下記の通りです。・ISMS及びITSMS:「2018年5月25日付 Ver.1」
担当:登録部 田中、早川、黒澤
TEL:03-5541-2785
JICQAでは、各事務所に「公開研修センター」を併設し、各種規格の解説セミナーや内部監査員養成セミナー、スキルアップセミナーなど、各種の公開セミナーを実施しています。今後6か月間のISO9001及びISO14001の内部監査員養成セミナーのスケジュールをご案内します。
・2019年度(2019年4月~2020年3月)の公開セミナー開催日程が決定しました。
開催日程表はこちらをご覧ください→ → →
◆「ISO22000・FSSC22000に対応可能な HACCP school」開講のお知らせ
当スクールは、事前学習で得た知識と構築事例の理解に基づき、ハザード分析からHACCPプラン・OPRPプランを含むHACCP構築の実践的ノウハウを、集合研修におけるグループワークを通じて修得するものです。Codex-HACCPはもちろん、ISO22000,FSSC22000にも対応可能な、安心安全なHACCP構築を指揮するリーダークラスの人材育成を目指しています。一般的なHACCPでは明確に要求していないISO22000(2018年版)の要求事項も含めた研修プログラムを組んでおります。また、難解な要求事項の一つ一つを実務に即して、HACCP構築プログラムに反映しているので、要求事項の意図は、格段に理解しやすいはずです。
お申込み・詳細についてはこちらをご覧ください→ → →
- ■JICQAニュースレター 2019年2月号 No.253 印刷用ファイル
- PDF形式(1147KB)
- 以前発行したニュースレターをご覧になりたい方はこちらをご覧ください。