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日本検査キューエイ株式会社

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JICQAニュースレター

JICQAニュースレター No.227

2016年12月号

1. JICQA経営層が講師を務めるセミナー「経営者のためのISO活用法」を開催しました。

 JICQAでは2016年11月25日(金)に、公開セミナー「経営者のためのISO活用法」を弊社公開セミナー東京会場にて開催しました。

 ISO9001、ISO14001を運用中の組織様の経営層を対象に、弊社の川﨑社長と西脇審査本部長が講師を務めるという初めての試みでしたが、大手鉄鋼メーカーをはじめとした各組織の経営層や管理責任者など20名の受講者様でセミナー会場は満席になりました。

画像説明文
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 セミナーでは「経営者になじみのある言葉でISO規格を読み解く」をコンセプトに、ISO規格の本質的な目的について「2015年版ISO9001及びISO14001をいかに経営に活用するか」というテーマに絞って解説しました。受講された方々は真剣に聞き入っており、メモを取る姿もあちらこちらで見られました。

 セミナー終了後は、別室にて昼食懇談会を実施しました。
和やかな雰囲気の中、参加された皆様は川﨑・西脇の両講師に質問をしたり、また参加者同士で懇親を深めたりしていました。JICQAでは今回の成果を踏まえ、他の日程や会場でも同様のコンセプト・テーマのセミナーを開催することを計画しております。開催が決定しましたらホームページ等でご案内致します。

担当:営業部 光守(ミツモリ)、三浦
TEL:03-5541-2752

2.航空宇宙品質マネジメントシステムの JISQ9100:2016版認証移行についてお知らせします。

 JICQAの申請登録組織の皆様、10月に開催しました9100:2016説明会に参加していただき、ありがとうございました。また、参加いただけなかった組織様にも説明会で使用しました資料を送付させていただきましたので、移行のご準備をお願いします。

SJAC9068の改訂概要について

 SJAC9068「品質マネジメントシステム-航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項-強固なQMS構築のためのJIS Q 9100補足事項」が改訂されました。JIS Q 9100で新たな箇条構造・用語が採用されたので、継続利用するために、SJAC9068:2009年版の見直しが実施され、SJAC9068:2016として以下の内容が改訂される予定です。

  1. 用語の定義に「コンプライアンス」が追加される。
    「コンプライアンス」とは、品質に関連して、法令・規制に加えて、社内規則・マニュアル(手順)を遵守すること。企業倫理及び社会規範を遵守することを含み得る。
  2. 4.4項 注記に「法令規制上の要求事項を考慮した組織の品質マネジメントシステムは、コンプライアンスを確保するために必須である。」を追記する。
  3. 5.1.1項 注記を「適合の重要性は、製品安全を確保することの大切さ及び製品品質の要求事項をまず満たすことの大切さの観点から伝達されることが望ましい。」と見直した。
  4. 6.1項 注記3に「リスクの取組には、不祥事未然防止の観点を考慮することが望ましい。」と記述される。
  5. 7.3 注記に「上記f)からh)の取組として、それらの教育・啓蒙活動を実施することが望ましい。」が追記される。
  6. 7.4 注記に「内部からのフィードバックには、製造及びサービス提供に関連するプロセスのコミュニケーションの一つとして、規定どおりの作業が困難な場合などに、現場からの意見を吸い上げて問題解決を図るため、ボトムアップのコミュニケーションを含めることが望ましい。」が追記される。
  7. 7.5.3.2 「適合の証拠として保持する文書化した情報(ここでは、記録という)の管理については、該当する場合には、必ず、厳格な法令・規制要求事項及び/又は顧客からの要求事項に従わなければならない。 注記 確立した品質マネジメントシステムと信頼された記録によって、顧客の安心を得ることができる、また、万一事故が発生した際に組織として保証することが可能となる。記録に対する意図的な不正行為は、顧客の信頼を損ねるのみならず法令・規制上の罰則につながる。」が追記される。
  8. 8.1 j)に「必要な管理には、リスク(運用リスクを含む)への取組(6.1、8.1.1参照)、是正処置の有効性に対する評価[10.2d) 参照]及び運用プロセスに関する変更管理(8.2.4、8.3.6、8.5.6等参照)を含めなければならない。」が追記される。
  9. 8.5 c)に注記として「製造及びサービス提供を実施する人々は、自らの作業責任を自覚し、製品が要求事項を満たしていることを自主的に確認することが望ましい。(ただし、設備・工程で保証される作業を除く)」が追記される。
  10. 9.2b)に「監査範囲には、顧客へ流出した不適合に対してとった是正処置の結果として、品質マネジメントシステムのプロセスを修正又は改善した場合に当該プロセスを含めなければならない。」が追記された。注記2に「製品安全(飛行安全を含む)に影響を及ぼす不適合又は重大なヒヤリハットが発生した場合、現場の実態を含む臨時監査を実施することが望ましい。」が追記される。
  11. 9.3 注記として「マネジメントレビューのインプットには、5.1.1fで定める重要性の伝達状況を含めることが望ましい。」が追記される。

SJAC9101F発行に伴う変更点について

「品質マネジメントシステム-航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する審査要求事項」SJAC9101Fが10月25日に発行されました。SJAC9101Fでは、プロセスの有効性評価報告書の評価レベルが従来の4段階評価から、5段階評価に変更されました。また、従来、不適合報告書等に署名を戴いておりましたが、署名もなくなりました。詳細は、審査時に審査チームリーダが説明します。

OASISデータベースの改修について

OASISデータベースも改修が進んでおり、12月3日から新しいシステムに変更され、9100:2016年版ではさらに改修される予定です。不適合報告書への記入はオンラインで実施するようになるようです。詳細について明確になりましたら、改めて説明させていただく予定です。

担当:審査第5部 鈴木
TEL:03-5541-2769

3. 労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格(ISO45001)のDIS2作成に向けて検討が進んでおります。

 労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格の検討状況について報告します。
ニュースレター2016年6月号にてお知らせしましたDIS(国際規格案)が否決された後、2016年6月、9月、10月に会議でDISコメント検討を行いながら、DIS2の作成を進められました。その結果、追加検討が必要な箇所(序章、箇条 1 の適用範囲、箇条 3 のいくつかの用語、及び利用の手引きである附属書 A)があると判断されました。これらの検討を行うために、会議の開催が決定されました。これによりISO45001の発行は早くても2017年10月以降になる可能性が高くなりました。また検討状況が進みましたら、JICQAニュースレターで報告させていただきます。

 ISO化に先駆けて、労働安全衛生マネジメントシステムの導入及び審査登録を検討されてはいかがでしょうか。JICQAの労働安全衛生マネジメントシステム審査は、OHSAS18001規格をもとに実施しており、金属加工業、建設業及び食品加工業等の組織様 で50件以上の実績があります。

JICQAのOHSAS18001審査は以下の特徴でご好評をいただいています。

  1. 現場での運用を中心に審査を行うことにより、リスク低減に寄与する審査
  2. OHSAS18001だけではなく、ISO14001やISO9001等の他マネジメントシステム規格との同時もしくは統合審査を行うことによる効果的な審査

またJICQAでは、ニーズに合わせたセミナーを開催中です。各セミナーの詳細とお申込みは以下をご覧ください。

◆ OHSAS18001の規格概略や審査についての概要が2時間半で効果的にわかる無料セミナー
◆ OHSMS規格要求事項の解説(1日)
◆ OHSMS内部監査員養成セミナー(2日)

労働安全衛生マネジメントシステムの認証取得を検討中、または関心をお持ちの企業様は、ぜひご検討ください。皆様のご参加をお待ちしています。

担当:審査第三部 伊藤、岡根
TEL:03-5541-2756
営業部 小橋、平塚
TEL:03-5541-2752

 公開セミナーのご案内

 ISO9001、ISO14001をご登録の組織の皆様、2015年版への移行に向けて拍車がかかっていることと思います。JICQAでは、各事務所に「公開研修センター」を併設し、2015年版への移行準備に役立つ各種セミナーを開催しております。今号では、2015年版移行を担当するISO事務局/運用担当者の最初の仕事となるギャップ分析作業の手法が習得できる「ギャップ分析手法習得セミナー」のスケジュールをご案内します。

◆ ISO9001:2015ギャップ分析手法習得セミナー
1月20日         JICQA本社 研修室
2月24日         JICQA本社 研修室
◆ ISO14001:2015ギャップ分析手法習得セミナー
1月27日         JICQA本社 研修室
3月1日             JICQA本社 研修室
画像説明文
■JICQAニュースレター 2016年12月号 No.227 印刷用ファイル
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