排出量取引制度 (GX-ETS)

JICQAはGX-ETSにおける合理的保証水準の検証の実施が可能なGXリーグ検証機関として登録されています(GX-ETS第一フェーズ)

JICQAの排出量取引制度(GX-ETS)における検証の特色
  • GX-ETS第一フェーズ(自主検証)における検証実績が多数あります。
  • 多量排出事業者会社出身の審査員が多数在籍していますので、経験豊富かつ専門性の高い検証を実施しております。
  • 日本適合性認定協会から温室効果ガス妥当性確認・検証機関認定をうけた5機関のひとつです。経済産業省は、本認定を取得することをGX-ETS第二フェーズの合理的保障水準検証の要件にする予定です。

JICQAの排出量取引制度(GX-ETS)の検証プロセス

当社における検証プロセスは、以下のようになります。詳しくはお問い合わせください。

2カ月から4カ月

  • 見積作成依頼見積作成はこちらから依頼してください。
  • 見積書のご検討見積内容でご不明な点がございましたら、サステナビリティ部までお問い合わせください。
  • 検証のお申し込み / ご契約申請情報を元に、契約締結いたします。
  • 審査チームリーダー決定幅広い専門性、高い検証技術を持つ審査員を選定します。
  • 排出量算定報告書の入手事前に排出量算定報告書等の関連情報を送付頂きます。
  • 事前書類検証組織が作成した算定報告書等を基に、リスク評価を行い、検証計画を策定します。
    また記載内容のルール上の不備の有無を主体に書類の検証も行います。
  • 現地訪問検証組織が作成した算定報告書等の記載内容の不一致の有無について、現地視察や算定データのチェックにより検証します。
  • 排出量検証結果判定会議検証報告書に基づいて、適用ルールへの適合性について審議し、検証結果の承認決定します。
  • 検証意見表明を含む検証報告書の発行排出量検証結果判定会議にて承認決定後、検証結果報告書を発行します。

GX-ETS第二フェーズの概要

2025年5月に、2026年度から一定規模以上の二酸化炭素の排出を行う事業者を対象に排出量取 引制度への参加を義務化することを定めた改正GX推進法が成立しました。対象事業者は、割当量と自らの排出量について、第三者検証を受けた上で、毎年度、国に報告が必要となります。

対象事業所

CO2の直接排出量が前年度までの3カ年度平均で10万トン以上の事業者が対象となります。

義務の内容

  • 排出枠割当量と排出実績量を算定し、第三者検証を受けた上で、毎年度国に報告をする。
  • 排出枠内で排出量を管理し、超過した場合は他の企業から枠を購入する。