2017年1月号
登録組織、申請組織の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、昨年は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
2016年の世界では、米国大統領選でのトランプ氏の勝利、英国のEU離脱等政治での激動があり、各国都市でのテロ事件、反移民・難民への反発等国際的な緊張が高まり平和が脅かされる事柄がいくつも起こりました。世界の各地では大地震が発生し、日本では大震災から5年が経過しても未だ経済的・精神的に傷が癒えない多くの方々がおられます。一方で、リオ・オリンピックでの日本チームの活躍があり、昨年に続いてノーベル賞受賞者が出るなど明るく輝かしい話題もたくさんありました、そして年末にはパリ協定がようやく発効し、今後の各国における地球環境への取り組みが期待されるところです。
2017年を迎えて、世界の政治と経済が内向き志向となり大きく変化し、その影響を受けて不安定で不確実な経営環境のもとで、組織の皆様は抜本的な体質強化を急ぐ課題を持たれて経営戦略を推進されると思います。
組織の皆様が経営を改革・改善されてゆく際に、JICQAは、マネジメントシステム審査、航空宇宙・自動車・ISMS・食品・道路交通安全などのセクター規格審査、JIS製品認証、GHG検証を通して、幅広く寄与してまいりたいと考えております。更に、従来の幅広い審査・登録実績を踏まえて提供するカスタマイズ監査事業でも新しいメニューを充実させてまいります。
本年度は、品質・環境の2015年版規格改正による移行審査が本格化します。JICQAでは、審査や無料・有料セミナーを通して登録組織・新規申請組織の皆様を精一杯サポートしてまいります。どうぞご活用ください。
また、これらのサービスの内容・品質を充実させ、組織の皆様のご期待にしっかりと応えて審査登録に関するソリューションプロバイダーとしてお役に立つためにも、JICQAの体制を整えてすべての社員の教育・訓練に引き続き全力で取り組んでまいります。
本年も一層のご理解とお引き立てを賜りたくよろしくお願い申し上げます。
1. トーマツ審査評価機構のマネジメントシステム審査登録事業の移管についてお知らせします。
JICQAは株式会社トーマツ審査評価機構(東京都千代田区、以下TECO)と、TECOのマネジメントシステム審査登録事業をJICQAに移管することで合意し、2017年1月1日をもって事業受け入れを実施致しました。
今回の事業移管は、我が国におけるマネジメントシステム審査登録機関の競争が激化する環境の中で、審査サービスの更なる高品質化・多様化に対応するために、審査体制を一段と強化することが目的です。
また、2016年12月19日にJICQA本社にて、今回の事業移管に関する記者会見を実施致しました。
◆ 記者会見の様子 ◆
(左)株式会社トーマツ審査評価機構 代表取締役社長 稲永 弘
(中央)弊社代表取締役社長 川﨑博史
(右)弊社 取締役経営企画部長 丸山陽司
JICQAでは今回の事業移管を機に、ご登録組織の皆様の経営に一層の貢献ができるよう、社員一丸となって邁進致します。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本検査キューエイとトーマツ審査評価機構とのマネジメントシステム審査登録事業に関する事業移管についてはこちら→ → →
担当:業務部 大西
TEL:03-5541-2751
- ■JICQAニュースレター 2017年1月号 No.228 印刷用ファイル
- PDF形式(561KB)
- 以前発行したニュースレターをご覧になりたい方はこちらをご覧ください。